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投稿者:スティーブン・ソダーバーグ
[YouTube:1Kvq6873OVg:R] コンテイジョン(原題: Contagion 米国) 2011年 全米年間興行収入ランキング44位 ある日、香港の出張から帰国した女性が、その2日後にはげしい痙攣とともに急死する。同じような事例が世界各地で相次ぎ、世界保健機関(WHO)が動き出す。一方、いち早く伝染病の警鐘を鳴らしたフリー・ジャーナリスト、アランのブログには情報を求める人々が殺到してくるが…… 監督 スティーブン・ソダーバーグ 代表作 『エリン・ブロコビッチ』『トラフィック』『オーシャンズ シリーズ』 脚本 スコット・Z・バーンズ 代表作 『ボーン・アルティメイタム』『サイド・エフェクト』『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』 音楽 クリフ・マルティネス 代表作 『セックスと嘘とビデオテープ』『トラフィック』『ドライヴ(2001)』 主演 --- 上映時間 105分 登場人物 ベス・エンホフ: 第一感染者。(グウィネス・パルトロー) 代表作 『セブン』『恋におちたシェイクスピア』『愛しのローズマリー』 ミッチ・エムホフ: ベスの夫。(マット・デイモン) 代表作 『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』『ボーン シリーズ』『ディパーテッド』 アラン・クラムウィード: フリージャーナリスト。(ジュード・ロウ) 代表作 『ガタカ』『スターリングラード』『コールド マウンテン』 エリス・チーヴァー: CDC:疾病予防管理センターの医師。(ローレンス・フィッシュバーン) 代表作 『地獄の黙示録』『マトリックス シリーズ』『ミスティック・リバー』 エリン・ミアーズ: チーヴァーの部下。(ケイト・ウィンスレット) 代表作 『タイタニック』『エターナル・サンシャイン』『愛を読むひと』 アリー・ヘックストール: CDCのウィルス研究者。(ジェニファー・イーリー) 代表作 『オスカー・ワイルド』『太陽の雫』『抱擁』 【起】 ベスは、アンダーソン社という有名企業に勤める女性である。彼女は香港へと出張に出かけていたが、このたび帰宅した。ベスは夫と、可愛らしい子供に恵まれていたが、彼女は香港への出張の帰りにシカゴで元彼と一夜を共にしてしまう。そして、家に帰ったベスは風邪のような症状に困らされるのだった。 一方、東京ではサラリーマンの男性が体調不良を感じていた。そして、通勤中のバスの中で意識を失ってしまう。また、ロンドンのホテル内でも、女性一人が帰らぬ人となった。体調を戻そうと自宅で安静にしていたベスだったが、彼女の体調は悪化するばかり。そして、発症から数日後、とうとう彼女も帰らぬ人となったのだった。 この相次ぐ不審な死を、近くにいた野次馬が撮影をしていた。そして、その動画をネットにアップしたのだった。その動画を見たアランというフリージャーナリストは、これを感染症と判断する。そして、その事実を政府が隠しているという陰謀論を記事にしようと、自ら調査を始めるのだった。 【承】 そして、感染症というアランの予想は間違っていなかった。ベスの近くにいた人物、すなわち彼女の息子も、同じような症状に見舞われ命を落としてしまったのだ。 一方、次々と増える犠牲者に、このままではパンデミックが起こる、と政府も本格的に調査に乗り出した。調査を託されたのは、WHOとCDC。調査責任者でもあるチーヴァー博士は、部下のミアーズ医師を現場に派遣する。彼女は、感染経路を特定するため、色々な人に聞き込みを開始した。そして、ベスの遺体を解剖した結果、彼女の脳が壊滅状態に陥っていることを知るのだった。しかし、志半ばで彼女も病に感染してしまう。そして、感染者である彼女は自宅に帰ることも許されず、故郷から離れた場所で命を落とすのだった。 ミアーズの死以降も、研究者達は諦めずに調査を続けていく。そして、感染源が香港であること、最初に謎のウイルスに感染したのはベスであること、そしてウイルスは飛沫感染及び接触感染をするということが明らかになった。 【転】 一方、この致死率100%の病から生き延びた人物がいた。アランである。アランは、レンギョウを摂取し続けたことで病に打ち勝ったとネットに動画をアップする。藁にもすがる思いの感染者達は、唯一の希望であるレンギョウを求め暴動を起こすのだった。しかし、それはアランの真っ赤な嘘だった。アランはそもそも、感染などしていなかったのである。 一方、ヘックストールという女医が、ウイルスに対抗するワクチンを作り出した。しかし、ワクチンが実際に実用化されるには、動物実験、人体実験など、様々な過程を踏まねばならず、非常に時間がかかる。そこで、ヘックストールは自らを非検体としてワクチンを注入、命がけでワクチンの効果を示してみせたのだった。 そのワクチンは直ちに量産されることになるが、全感染者に配布されるにはまだ時間がかかる。そこで、ワクチンを配布する順番を、抽選で誕生日別にすることを決めたのだった。ワクチンが完成するまでに、全世界で約2600万人もの死者が出た。そして、ワクチンが開発されたことで恐ろしいパンデミックは少しずつ収束していくのだった。 【結】 このパンデミックは、病気だけでなく人々に多くの恐怖を植え付けた。多くの人の人生が、この病気によって変えられたのである。自分の利益のために嘘の情報を世間に流し、パニックを起こしたアランは、詐欺容疑で逮捕される。しかし、今や彼を信じる国民も多く、莫大な富を手に入れたアランは釈放金を支払い自由の身となるのだった。 チーヴァー医師は、自らの妻を助けたいばかりに、彼女に捜査上の秘密を漏らしてしまっていた。チーヴァーは、今回の一連の対応の責任を一手に背負うことになってしまう。しかし、チーヴァーは自らのワクチンを知り合いに譲るなど、人のために行動し続けるのだった。 そして、最後まで人間が突き止めることができなかった、なぜベスが最初の感染源になったのかという経路が画面上に映し出される。ベスの勤務していたアルダーソン社では、バナナを栽培していた。そのバナナをコウモリが食べ、糞をした。その糞を食べた豚が、香港へと運ばれていく。料理人がその豚を捌いていた時、ベスが料理人に会いたいと申し出た。そして、料理人が手を洗わずに彼女と握手をした時、それが、全ての始まりだったのだ。 The End_MIHOシネマ みんなの評価 3.45/5.0 最高 (^0^) 新型コロナウイルスが発生している今、絶対に観るべき映画だと思いました。 目に見えないウイルスの恐怖が凄く伝わります。 最低 ( ` 3´) このコロナ禍の状況の中、あまりにリアリティがあり驚いたが、エンターテイメントとしては成立していない。 多くの各ストーリーの終わりがない。
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