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投稿者:@nagoya
なお、上の、②には飛行機雲の崩れたものと、その影が写っています。 阪神大震災の前に、明石海峡大橋で撮影された飛行機雲崩れが、前兆本の表紙写真に「前兆地震雲」として掲載されたため、観測のベテランを自負する人を含め、多くの人が、今だ、地震前兆雲の「竜巻雲」として騙され続けています。この手の雲は毎日のように見られるわけですが、本当に地震前兆雲だとしたら、日々M7.3の大地震が、日本中で、いくつも起きることになり、大変です。 飛行機雲崩れには十分にご注意ください。また、同一飛行場へ向かう何本かの飛行機雲崩れは、放射状雲にそっくりな「放射状モドキ」とななることもあります。 見分けるポイントは「経過追跡」で、じっくり追跡すれば、短時間でどんどん流されてゆき、生気も無いことが、手に取るように分かるはずです。 ヘンな雲と感じたら「(T)定観測点・(Z)全天or全形撮影・(K)経過追跡 」法で、比較可能なサンプルを集めることにより、必ず面白いことが見つかります。なお、定観測点は、可能な限り360度視界良好な場所(展望台など)をおすすめいたします。
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