投稿者:まな
23年8月1日。テレワーク中に知ったQAL来日情報。
のっぴきならない事情で地元北海道に戻ってきた私は、
東京での生活が気に入っていたのでUターンしなければならなかったは非常に不本意でした。
車の運転は苦手だし、通販はすぐ届かないし、何しろライブやフェスに気軽に参加できないし。
と思っていたんですけど、QALのほうからわざわざ札幌に出向いていただいて。
深く深くお礼申し上げます(渾身の土下座)
海外アーティストは北の大地に来てくれないと思い込んでいたけど、
そういえば、22年の秋にも米国バンドのRingo Deathstarrが地元に来てくれたりして
人生には想定外なことが起こります(一緒に写真撮ってサインもらった!)。
私の大好きな海外&国内アーティストさんたち、これからもおいでませ北海道!
突然の苦情ですが、
イープラスさん、チケットの支払いと発券を「あなたのコンビニファミリーマート」だけに限定するのはやめていただきたい。
最北店舗は滝川市です。滝川以北の人はどうしたらいいんですか。
我が家からは往復2時間かけて運転ですが、稚内とかに住んでる人どうすんの?可哀想…と思ってしまいます。。
(ローカルネタでごめんなさい)
というわけで、いろいろありますが豪雪地帯で元気に楽しくやっています。
なんちゃらドームと呼ばれるところでイベントに参加するのは初めてだった私。
ドームってほんとに広いんですねー(小並感)
駅からも歩くし、敷地内に入っても距離があり、長い道のりを経たのち、
開場を外で待っていましたが、なかなかに寒い。
でも日輪が出ていました。吹雪いてなくて良かった。あ、私晴れ女だった。
それにしても冬の北海道に来てくれて本当にありがとうです、
実は、おじさまたち凍えてしまうよ~…って心配してました。
開演寸前にスマホ撮影OKであることを知って喜ぶ私。
そうだったんだ、知らなんだ…
(スマホの容量が足りなくて後半撮影できないことを知る由もなく)
私が行けなかった前回公演もそうだったんですね。
私、母、妹の我々3人はSS席で、
右スクリーン前当たりの、ドーム全体の広さを考えれば割とステージから近めの席でした。
(私の席からの眺めは添付写真を御覧くださいませ)
以下、ライブ前の予習セットリスト以外は
ほとんど下調べなしで参加した様子ですが、
良ければ面白がってお読みください
ショーはきっかり17:30に開始。
フェスでもお見かけしないGLAYのヒット曲連発45分間は非常に貴重な体験でした。
GLAY出演発表があったのは年末ぐらい?だった気がしますが、完全なるたなぼたコンサート。
TERUさんの歌声はYouTubeなんかで聴くより、ものすごく安定していて素敵でした。
みんなほんとに50代なの!?と思うような出で立ち。
(そういえばSNSで、今回の札幌公演を、日英脚の長いギタリストたちのコンサートなんて
言っている人がいて笑いました、確かにTAKUROさんはとってもスタイルが良かった)
GLAYの曲はすべてスクリーンに歌詞が出る親切設計でした。
普段の単独コンサートでも同様だそうです。
みんなそれやってくれたらもっと盛り上がるだろうな。
公演の前にQUEEN雪像を拝みに札幌大通に寄ったのですが、
GLAYのキャラクター「ズラー氏」にフレディの衣装を着せて雪像の前で写真を撮っている方がいらっしゃって、
(母が「それは何ですか?」と話しかけてました…)みんなそれぞれの楽しみ方をされていて、とってもほっこりしました。
QALの開始は、若干遅れていたような気が。
会場内でかかっていたStrokesのHard To Explainにいきなり音が消える部分があるのですが、
みんなそこでQALが始まると思って「おおおお~!」って声を出していました。何たるフェイントでしょう。
(Strokesも良きバンドですがこんなときにこの曲はトリッキーでした)
いよいよオープニングであろう音楽が始まってから電気が落ちるまでものすごーく長く感じました。
暗くなってから爆音が流れてくると、大音量QUEENに耳が大歓喜して涙目に。
それにしてもあのMachinesのオープニングはかっこよすぎる。
スマホで撮った動画を何度も再生してしまいます。
最後にQALに参加したのが2016年の武道館ですが、
あの時から比べて演出の技術が発展しすぎやしませんか。
始まりから終わりまで、出せる限りの声量と拍手で楽しんだのは言うまでもありません。
Love of My Life 前のブライアン歓談コーナー。
ブライアン「さっっぽろのみなさん、コンバンワー!!!」
皆の衆「こんばんわー!!!」
ブ「お元気ですかー!!!」
皆「いえええええええい」
ブ「本当ね!?」
(中略)
ブ「イショニ ウタテ クダサイ」
皆「いえええええええい」
ブ「本当ね!?」
疑い深いブライアンが好きです
Love of My Lifeの終盤、ブライアンが「魔法かけるよ」って言って
フレディが画面に出てくるやつ、漏れなく泣いちゃうので非常に困ります。
前回も武道館で同じところで号泣しました。
ずるくてせこくて憎い魔法です。全く。
それにしてもアダムの歌声はQUEEN楽曲向きの伸びやかな声だなと毎度感じます。
初めてアダムの生声を聴いた母と妹も大満足していました(二人ともQ+P以来の参加です)。
ーその他印象的だったことー
ギターの先端から花火ぶっ放すブライアン(都市によってあったりなかったりだったんですね)
鏡の破片を散りばめたようなブライアンの眩しい衣装
ドラムソロ終わってやれやれってなってるロジャー
ブライアンほど多くは語らないロジャー
なんでドラムソロの前にティンパニを叩く若きロジャーの映像流したんだろう
ロジャーの真後ろに観客が居る(ロジャー変な緊張しないのかね笑)
変顔技術を装備した顔芸アダム
Sの文字のピアス(イヤリング?)をつけたアダム(SapporoのS?)
反射してうまく撮れないアダムの超絶ピカピカキラキラバイク
セトリ落ちしたKiller Queen(個人的にキラークイーンとブレイクフリーと'39は毎回必ず聴きたい)
残念ながら私の席からはサポートメンバーの動きがよくわからない(T_T)
A Kind of Magicの演出が一番お気に入り
あっという間の数時間だったな。
楽しいときって時空歪んでますよね
札幌まで車で移動した我が家は、帰りの運転は私がするという約束でした。
というのも興奮して目が覚めているだろうという予想だったものですから…。
少なくとも過去に参加した時はそうでした。今回は違いました。
副交感神経が優位になりすぎて規制退場の真っ最中からお腹はグーグー、今にも寝れそうな状態。
想定外でした。
なんだか今まで恋愛対象だったのに、急に家族になった存在、安心感、みたいな。
というわけで母と妹に運転してもらって無事帰還しました。
最近なぜかQUEENを好きになった頃のこと(20年前)をよく思い出します。
私の中学時代と言えば、周りがオレンジレンジだポルノだあゆだなどと騒ぎ立てる中、
「ひゃ〜ロジャー」と言っていたものです。
生まれる時代を間違えました。
立派な孤高の(あくまでも周囲に迎合しないという点で)音楽マイノリティでした。
悪いお姉ちゃんの影響で小学生の時からQUEENを聴いて
耳が肥えてしまった妹も音楽マイノリティにできあがりました。
今では中途半端な演奏力や歌唱力や表現力のアーティストに対して非常に辛口です。
今回、周囲の人に「QUEEN行くんだ〜」と言う機会がありましたが、
「QUEENってまだ生きてるの!?」とか、
「え、バッチリメイクしていくの!?」
という反応。
(ちょ待て、それKISSか何かと勘違いしてないか?)
日本でドームツアーをするレベルの現在でもこんな感じです。
2024年もこのあたりでは我々はあいも変わらず音楽マイノリティです。ははは…
ドームには何万人も来るのに普段どこにいるの(素朴な疑問)
そういえば、Xで面白いハッシュタグができていたのでシェアしますね。
(ご存知の方も多いかもしれませんが)
#QALの写真下手くそ選手権2024
#QALの写真撮るの下手くそ選手権2024
下までずーっとスクロールすると、
腹筋が小刻みに震えるレベルの秀逸なアーティスティックな作品が多々ありました(暇人)
なんだかほとんど自分のことを書いてしまい、
ぼやき+ちょっとレポみたいになってしまいすみません。
私はとてもすっきりしました。笑
最後までお読みいただき感謝いたします。楽しんでいただけたら幸いです。
そこら中のポスターに「これが最後!絶対見逃せない札幌ラスト・ショー!!」
なんて書いてありましたけど、そうならないことを願って。