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投稿者:砂岡茂明
倉本聰の自伝「破れ星、燃えた」を読みました。 1935年生まれの倉本聰は、今年89歳。テレビドラマの脚本家として活躍し、 主宰した「富良野塾」では26年間にわたり後進を指導しました。 ニッポン放送から独立し、「速く! 安く! うまく!」を武器に、テレビ界・映画界に 飛び込む。 NHKとのトラブル、応えられなかった石原裕次郎の最期の依頼、田中絹代さんの切ない 葬儀、高倉健さんとの交遊、富良野への移住と「北の国から」の誕生。 現在のテレビ番組制作者達への警告は、テレビの終焉を予想させる。 彼と交遊のあった俳優達の逝去は、ほぼ同年代の自分にも身につまされる。 是非、一読されたい。
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