投稿者:SNFPウプサラ支部長 フランセン
スウェーデン国家人民党は、右派勢力の結集を目指し、1935年に結成された政党です。
1944年の総選挙では3.8%の得票率で26議席を獲得しました。
現在のスカンディナヴィア連合王国=ビョークルンド体制に真っ向から異を唱える政党として、今日もスウェーデン人の利益を守るべく奮闘します。
【党のあゆみ】
〇1935年
・右派勢力の結集を目指す一部の農民同盟議員や無所属議員がにより結党される。
〇1936年
・外国戦車事件。SNFPは一貫して左派を非難する。
・総選挙で15議席を獲得(得票率5.8%)。アルフレド・シュワルツが党国会議員団長に就任。
・フィンブルの冬作戦。SNFPの呼びかけにより、各党の代表が議員控室で善後策を協議。
・皇道党事件。事件終息後、一部の皇道党員がSNFPに入党。
〇1937年
・保守系農民の利益団体として、全国農民連合(全農連)が結成される。以後、SNFPとは協力関係。
〇1939年
・シュワルツ議員団長が党首に就任。
〇1938年
・ノルウェー王国を併合。
〇1940年
・シュワルツ=シグヴァル会談。新ヴァーサ運動、保守党とともに政党連合「防共同盟」を結成。
・総選挙で26議席を獲得(得票率6.8%)。
・党内強硬派が離党し、北ローマ帝国党を結成。
・ヴァーサ運動を吸収合併。ヴァーサ指導者のヒムレー氏は政界を引退する。
・フィンランド併合に対し反対声明を発表。以後、「反スカンディナヴィア主義」が運動の重要なテーマとなる。
〇1943年
・ユーリア・ラーム・パトリクソンが党内の旧ヴァーサ勢力を結集し「スワード・クラブ」を設立する。
・対仏開戦を主張する「反共大連立」への参加を見送る。
〇1944年
・レジティマ派、海賊党とともに政党連合「青・白・金」を結成。
・総選挙で26議席を獲得(得票率3.8%)。
・国王の退位問題では一貫してグスタフ5世を擁護。国民投票では22%の支持を獲得し、一定の存在感を出す。
・統一地方選挙で投票率9.9%。ウプラサ市長選にヨハネス・ニルソン教授を公認候補として擁立。第三位で落選するも、ユーリア候補の当選を阻止する。
・会場整理部(旧ヴァーサ党NRSNS)と保守系退役軍人団体が合併し、「スウェーデン退役軍人同盟」を結成。
【公約】
・スウェーデンの、スウェーデン人による、スウェーデン人のための民主主義を実現します。
・侵略戦争、解放戦争問わず、「最初の引き金」を引くことに断固として反対します。
・連合王国構成各国に対し、外交、防衛を含むあらゆる分野での自治権を保障し、将来的には連合王国の解体を目指します。