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投稿者:日口
昨日、このエリアに入ってきた東風(海風)が盆地中に溜まり、今日はどう見てもレイト・スタートでした。(こちらのレイト・スタートは14:00~を指します^^;) それでも、今日はフライトするパイロットも多く、おまけにウインチオペレーションも並行して行われるということで、何が起こるのかわからず、早めのグリッドを計画しました。 12:30には機体を発航位置にセットし、まずはスタンバイ。 クラブにより並べるラインが異なるので、いろんな人に聞きながらの作業です^^; (レースの時のようにマーシャラーはいません) 13:30に曳航が開始され、私は2列目の2番目。 同じ列で最初に上がるのはTonyさん。 NZ選手権でいつも3位争いをしているライバルです^^ (彼は最近、新しい機体を買いました!) 地上はまだ弱い東風が残っているので、Mt.Horribleの風陰となるNurselyの低いリッジにほぼ全機が集まってきます。 初めのうちは2~3機のがグルだったのが、7~8機と増えてきます。 オーディオをフル活用し、他機の尻を追いかけることに専念します。 それにしても、上がらない。 最初は水を110L積んでいたのですが、さすがにずり落ちそうだったので30Lほど捨て、それで何とか高度を維持することができるように。 コンディションが良くなることを祈り、ひたすら耐え忍ぶこと1時間。 ようやく、少し動けるように。 この頃から、GさんのDuo(前席はポーランドのレースパイロット)と同じガグルで飛んでいました。 Horribleの南側に回り込んで、さらに高度を上げた後、南のコンバージェンスラインへ。 これでようやく、一息つけるようになりました...6,000ft。 ここで、Gさんと決定的な行動差が。 500ft低く先へ進み始めたGさんの機体を見ながら、私の方は少し慎重にさらに500ft高度を取ってからGさんをフォロー。 Gさんは躊躇なく?、谷渡りを始めたのですが、どう見てもどんどん下がっていくように見えたので、私はHawkdunのリッジにできた山岳コンバージェンス沿いに南下。 そして、Gさんはそのまま谷の中のエアストリップにアウトランディング!^^; 私は運よくリッジ上を高度を下げることなく、20kmほど離れたコンバージェンスエリアに到達し、9,000ft越えに。 そのまま、当初設定したThomsonsという旋回点(オマラマの南西60kmほど)にラインを辿っていきました。 Thomsonsからさらにブルーエリアが30kmほどあり、そこから南西は9,000ft以上のパラダイスだったのですが、そこに飛び移る元気がなく、当初設定していた第二の旋回点のArmadillo(オマラマの北110km)に向かうことにする。 積雲はセントラルコンバージェンスエリアに点在しているのみで、北の旋回点エリアには積雲は全くなく、ブルーのエリアをリッジラインに沿って進む。 幸い、ブルーでも9,000ftのサーマルが点在しており、少しづつだが北へ足を延ばすことができた。 今日は、上空も西風がほとんど吹いておらず、アナバティックフローだけなので結構ラフ^^; 一度は強いサーマルに完全にはじかれて稜線の風下に吹き飛ばされた^^; 何とか、Ben Ohau Rangeにたどり着く。 ここは夕方になると西斜面に上昇気流が溢れ、グライドするだけで高度が上がって行くような場所なのだが、今日は勝手が違う。 慎重に歩みを進めたが、北50kmで時間切れ。 オマラマに帰投する。 写真上(左) Hawkdunのリッジ上の山岳コンバージェンス(よく見ないとわからないかも^^;) 写真中(右) DunstanRange上のコンバージェンスを裏から見たところ。低い雲の向こう側に高い積雲の雲底が。 写真下 先ほどのコンバージェンスを表側から見たところ(これならよくわかるでしょう!^^)
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