投稿者:滝 敏美
ゴム動力のカナード機をはじめて作りました.Outerzoneで見つけた "Professor Backwards" (oz12771)です.
翼幅374mmです.
翼は発泡スチロールの食品トレイの底(厚さ3mm),胴体は4mm角ヒノキ棒です.
プロペラは自作の直径150mmララビータイプ,ピッチ比約1.3です.プロペラブレードにはワインのPETボトルを使いました.
機体重量(おもりを含む)10.8g,ゴムは2.3g(FAI TAN Super Sport 3.2mm幅×2条)です.
重心位置の情報がなかったので,他の機体を参考にして主翼前縁の前方35mmとしました.
早速,試験飛行したところ,簡単に調整でき,とてもよく飛びました.右旋回上昇,左旋回滑空(写真で垂直尾翼にガーニーフラップがついていることがわかります)です.780回巻きで42秒,58秒の滞空時間でした.後ろにプロペラがあるので,発進が難しく,42秒の滞空時間は発進がうまくいかなかったケースです.
ダウンスラスト角は,機体重心とプロペラ中心を結ぶ線を基準にして,2度です.普通の機体と同じ考え方で調整できることがわかりました.