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投稿者:beaver
シマアオジは千歳に住んでいた頃にウトナイ湖に行き何度か見に来ましたが、2回目の千歳勤務時に行きましたら全く見ることが出来ませんでした。そこで稚内方面で居るところがあると聞いて出かけていきました。 湿原を遊歩道の中、歩いて行くと何度か見れ、そのうちにすぐ近くのエゾカンゾウだと思いましたが、そこに止まりすぐに草の中に潜り込むシマアオジ雄を発見、上に上がってきたところを撮っていましたら、メスもきて同じように草の中へ。 ひょとしたら、営巣中でそこに巣があるのではないか、その場に居たら私の撮影している姿を見て人が集まってきて繁殖の邪魔をするのではないかと思い、その場からすぐに離れました。 で、数枚の写真しか撮れませんでしたが、繁殖の邪魔をしなければいつかは多くのシマアオジが見れるから、次に来たときの多くのシマアオジが撮れるだろうと思っておりました。 ところが最近ではその場所も殆ど見れないと聞いております。 私が行った頃、よくそちらで近くでシマアオジを撮ってきたという話を聞きましたので、そんな話が広がり、多くのカメラマンが集まりシマアオジが離れていったのではないかとも考えております。 私は鳥見を始めたことからフクロウのように民家のあるところで繁殖し、皆が来ても毎年ほぼ同じ場所で繁殖する種は別として、繁殖期は巣の近くへ行かないようにしていますが、最近では営巣している写真を撮りに多くの人が集まっていると聞いて鳥が繁殖を放棄しなければいいのだがと危惧している所です。 もう一つの鳥の写真は約50年前に大学の運動場近くの林にいる所で出会い、それから50年近く見れなかった鳥の写真で電線止まりですが、やっと50年近くかかって会いたい、見て撮りたいと思っていた鳥が撮れた写真です。
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