投稿者:きよもり
こんばんは、
井上ひさしさんは高校生のとき、「荒城の月」の作詞者で、詩人の土井晩翠(どいばんすい)の家から「ある物」を
つい失敬した。ある物とは何か。ヒントはこの時、井上さんは受験生。合格の験担ぎにそれが必要だった
▼ピンとくるのはお年を召した方だろう。答えは家の表札。最近は幸い、こういう話を聞かなくなったが、かつては表
札を四枚集めると合格できるという迷信があったのである。「四軒盗(と)る」=「試験通る」。いつ、誰が言いだし
たかは知らないが、はた迷惑な駄ジャレである
▼本格的な受験シーズンの幕開けとなる、大学入試センター試験が昨日、始まった。もちろん表札の効果など期待でき
ぬ。志願者五十七万六千八百三十人が緊張せず、実力を発揮できることを願う
今日のハリコは外国の城と日本の城と夜景です。
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