投稿者:とら
年末、関西のT様が取り上げていましたが、当時所有していませんでした。
先月、2度写しの画像現品が手に入り、そのあと、3度写しの兄弟銭も手に入りましたので、計測しました。
縮形は赤いものが多いので、おまけに1枚と思いましたが、思いのほか全く同じに見えるものが見つからず、適当に1枚掲載しました。
左は、T様所有の削貝宝と姉妹と思われます。
長径・47.32mm、短径・31.45mm、銭文径39.8mm、内径・42.7mm、量目18.37g。
中は、その叔母と思われるもの。この姉妹が左の品の母のようです。
47.98mm、 31.93mm、 40.3mm、 43.2mm、 19.00g。
右は叔母の又従姉妹あたりか、遠縁の小母さんあたりでしょうか。
47.69mm、 31.20mm、 40.3mm、 42.9mm、 21.65g。
銭文径や内径はプラスチックノギスで計測したものでまったくあてにならないので、参考値です。
プラスチックノギスは新品でも0.5mm位くるっている物もあります。
購入すると最低でも左右の間から向こうが見えない程度にカッターで加工します。
夏と冬でどのくらい伸び縮みするでしょうか。
また、使用しているうちに先端がすり減り使用に堪えなくなるので電池が切れる前に廃棄します。
プラスチックノギスで計測した値は、絶対的な物でなく、同時に計測したものの相対的な数値です。
一般的には0.2mm程度小さい数値がでる場合が多いようです。