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投稿者:WAMα 
 同じ感覚でしょうか、油汚れで真っ黒けになるツナギの某氏を幾度と斬ってる闇がありますが全然お構いなし★ 気にしないでおきましょう。  数カ月前に突如移った新現場は炉で焼成された金属筐体の表面を砥粒と呼ばれる粗めの砂で削ったり均したりと 簡単に言えば噴射式のサンドペーパーで表面加工する工程、砂は削れなくなるまで循環され再利用。マシン製造は 32年前で非常に古く隙間だらけ、最終的に粉塵と化した砂が隙間から漏れたり舞い上がるなどしてそこらじゅう 一帯が常にザラザラ、建屋もthe昭和のような出で立ちでバタバタな内部環境。  支給された作業服は白に近い薄いグレーの上下、削られた金属粉が袖口や折り目などに黒く付着して目立つ一方 あわよくば故意に付着させたい砂は薄色作業服と同化して汚した感じが全くしない。要保護メガネ&防塵マスクで 人体には有毒な物質らしく、粉塵となっても重みか性質か、グランドの砂埃と違ってちゃんと付着し続けてくれず 有り難いやら悔しいやら笑  休憩室に持ち込まないため作業服に付着した粉塵をエアー噴射で吹き飛ばすが、目で見て分かるのは金属による 落ちない黒ずみばかりで、肝心の粉塵は作業服に馴染んでよく分からず(どのみち全身隈なく)。しかしまわりの 同僚達は同系色も多いが黒や紺もいて聞けば自由とのこと、ならばこれまでと逆、仕方がない黒ずみは雲隠れさせ すぐに落ちる安心を担保に白い汚れを堪能しようとスタンダードな冬セラに近い濃紺作業服を購入。妙にゴワゴワ おろしたての制服感、だからこそ思う汚すことへの躊躇い、しかしそれも束の間、見習いの軽作業から本格実践へ シフトする期間とも重なり着用初日の始業開始まもなくとんでもないことに!  数年に1度しか注文が来ないらしいミサイルみたいな重く長い筐体を3人がかりで装填、両端を持つ2人に対し 自分は中心で支え役、加工後に筐体を取り出し前後回転で再装填/数分後再び取り出しその度に中央で抱きかかえ 自身が単なる作業台と思われてるのか腕の上を滑るように筐体が通過、そうして瞬く間に袖から胸から真っ白け! そんなイレギュラーが続く日は続くようで再び特殊品、今度は簡単らしく任せられるがコツも分からずワタワタと 手探り独り相撲、気が付けばブルゾンがもう滅茶苦茶!(2枚目/あまりの酷さにこっそり撮影) エアー噴射も 虚しく申し訳ない程度、週末ならまだしも下ろし立て初日から激しい汚れ、翌日も同じ作業服なのとそんな状態に まだ慣れてない頃でもあり浮いてる感覚でした汗汗  手元にある主要スイッチはともかく、調整コックや噴射口切替等のサブ機能もまた使用頻度は高いのに奥まった 面倒場所に存在。筐体を直に加工する場合は椅子だと却って高くて肩が凝るため落ち着いて安全に作業を行うには 床に跪いたり立て膝したり、といった具合で床に膝をつく機会が多いけど普段から掃除が全然行き届いてないので たちまち白くなり少し動くだけで途端に大きな汚れ、必然を装いたい汚し屋には堪らないと言っても過言ではなく 注意しても何だかんだ勝手に汚れていくので特に怪しまれることもない。小さな部品が狭い隙間の奥に入り込んで 片手を伸ばしてようやく取れたなんてことが時々ありまして、予想通りに袖全体を激しめに汚してしまうんですが そういうハプニング絡みだと、普段より多めに汚れたとしても故意でない分なぜか嫌な気分になってしまいます。  いずれは長さ2mほどある筒に潜り込んでの加工、金属粉で顔が真っ黒になる汚れ作業があるかもしれないとも 告げられました。作業服もめちゃくちゃに汚れそうだけど、昼食時には自分の車に戻るのでそういうのも嫌だな。
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