投稿画像
投稿者:mizuaoi
 デンジソウという名の水生のシダがある。田字草とはまさにそのものずばり、分かりやすい名である。シダなので、胞子を作る。胞子は胞子嚢の中に入っている。いくつもの胞子嚢がまとまって硬い殻の中に保護されている。これが、胞子嚢を入れた果実のように見えることから、胞子嚢果と呼ばれる。  胞子嚢果はそう沢山はできないうえ、葉柄の基部近くにできる小さなものなので見つけにくい。  先日、ふと思い出して探してみたら、やっと8個見つかった。 こんな物見たこと無い人がほとんどですよね。ご披露します。  なお、デンジソウについては、かつてHP「石川の植物」の中で詳しく解説してあったが、サーバーの都合で、現在は閲覧できなくなっているので、植物生態観察図鑑に新しいコーナー「石川の植物修正版」を作って、旧版の内容を改訂しながらアップロードしている。まずは、第3弾 101デンジソウ(1)をご覧下さい。
投稿記事
画像を拡大