投稿者:tomikoko
2月、如月に入りました。
今話題の大坂なおみの「地名の大阪」と「名字の大坂」の差は
かつては地名の大阪も「坂」の字を使っていたという。
室町時代、現在の大阪府のあたりに位置する摂津国で浄土真宗の僧侶・蓮如が寺を建立。
近くに大きな坂があったことから寺を「大坂御坊」と命名しました。
その後、天下統一した豊臣秀吉が大坂御坊の跡地に大坂城(現在は大“阪”城)を建て、
次第に大坂城周辺の地域を大坂と呼ぶようになった。
しかし、坂の字は「土」(武士)に「反」るという文字で構成されていることから、
死を連想させるとして阪の字を使う風潮が広がり、
明治時代に正式に「大阪府」という地名に変わった。
縁起が悪いとして避けられた「坂」の字だが、なぜ名字は「大阪」よりも「大坂」が多いのか。
大坂という名字が多いのは北前船の影響で、大阪周辺ではなく、
むしろ北海道や東北・北陸地方に広まり残った。
それで大坂なおみ選手の祖父も北海道に今も住んでいます。
大坂なおみさんは節分もするのかな?