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投稿者:枯葉親爺
⑧TPPそして農業政策の変革 今年の「あきたこまち」の食味はすばらしい。と感ずるのは僕だけか? 僕は親戚から米を購入しているが、飯を食ってマズイと思った事は無い。常に美味い!と感じながら食べている。小学校時代は完全給食だった。コッペパンに脱脂粉乳のミルク、僕はこのミルクが苦手で、残すか必要に迫られて飲む際は味が口に残らないように、気合いを入れて処理していた。10の内、9はオイシイと思わなかった。わずか1だけ気に入ったのは、カレーにジュースの組み合わせの時だった。中学に入って給食は無くなって、弁当か学校で購入するパンだった。弁当のおかずは知れていた。弁当を持っていけばパンが美味そうに見え、パンにすれば弁当が美味そうに思ったが、今にして思う事は弁当を食った際は満足感、満腹感を覚え、パン食にそれは無かったように記憶する。それは塩分の有る無しのせいだろう。米に塩分を含むおかず、パン食には塩分が少ない。 朝どらの「ごちそうさん」が高視聴率だ。大阪の出汁文化が基調になっている風だ。「和食」が世界無形文化財となったそうだ。関西方面の小学校では、出汁を授業でこしらえて、その味を教授しているそうだ。ガキの頃から美味い物を食わせて、その味を刷り込ませる、これこそ教育だと思う。そういう子供が大人になって、やはり日本人には米と出汁の利いた味噌汁が一番と思うに違いない。 我々が小学校時代、即ち、昭和30年代の完全給食でのパン食が米離れの元凶だ。子供手当予算も必要だろうが、食育予算も大事なのだな。 回転すし、ぐるぐる回っている皿はまずいのだと言う。しゃりが時間経過して不味くなるのだという。職人がにぎってすぐがベストだそうだ。なるほど。だから回転に行っても注文して食った方が良いと。 TPPは年明け後、妥結するんだろうな?いずれ輸入米が紛れ込むのだろう。それにしても、古今東西、こんなに美味い米を鱈腹食えるって、今でしょ!の日本しかないかもよ。歴史的に見て。我々は幸せだな―。
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