投稿者:wajin128
『 三国志魏書 』 馬韓伝
信鬼神、國邑各立一人主祭天神、名之天君。
又諸國各有別邑。
名之為蘇塗。立大木、縣鈴鼓、事鬼神。
諸亡逃至其中、皆不還之、好作賊。
其立蘇塗之義、有似浮屠、而所行善惡有異。
[ 現代語訳 ]
人々は祖先の霊魂( 鬼 )の存在を信じている。
各國や邑では天神を祭る。
天神を祭る一人の司祭者を共立する。
この人物を天君という。
祖先の霊魂を鎮める為に大きな立ち木に鈴や太鼓を吊るす。
これを蘇塗といい、各國や邑によって特色が有る。
亡命は罪となるが、罪を犯しても人々は蘇塗の中に逃げ込むが、
帰還した者はいない。
所によって善悪の基準は異なる。
蘇塗の教えは仏陀 ( お釈迦さま ) に似ている。
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【 事鬼道 能惑衆 年已長大 無夫婿 】
卑彌呼は鬼道を生業としている。
既に高齢に達するが夫はいない。
お釈迦様は【 天竺 ( ネパール )】の王子ですから、蘇塗の教義も南方にあると見られます。