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投稿者:藤吉功
キョウチクトウ科イケマのご紹介です。つる性の多年生で、茎は他の植物にまとわりついて成長します。花は、葉腋から出た花軸の先に半球状に集まって咲きます(写真1枚目)。果実は細長い袋果(写真2枚目、8月下旬撮影)。種子は白い錦糸状の冠毛によって風に乗り広く飛散します(写真3枚目、11月上旬撮影)。花から果実・種子へと、激変ですね。 ちなみに、イケマはアイヌ語で「巨大なる(神の)根」という意味。根を灰の中で焼いて食用にしたそう。ただし、有毒植物で、長距離の渡りをする蝶・アサギマダラの食草の一つ(毒を取り込み外敵から身を守る?)ともされます。
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