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投稿者:tabi
ここに公開している文書は、現代アジア研究所編『ASIA 21』中の「アジア諸民族の生活・文化誌」に寄稿頂いたものを、その当時のまま転載させて頂いたものです。 結婚考:韓国―厳しいモラルと凝縮されたエロス 李妍淑(イ・ヨンスク) 韓国ほど、独身者にとって住みにくいところはないだろう。特に適齢期をすぎた女性、いわゆるオールドミス―韓国語では「老処女(ノチョニョ)」と言う―は、女の生きがいは結婚にあると、いたるところで愛情と心配をこめたお説教にさらされる。 このおせっかいな忠告の根拠は、韓国社会を支配している儒教の掟であることは言うまでもないが、ただそれだけではないようだ。韓国人のエロスに対する信念もその背景にある。 韓国語では、乙女のことを何の疑いもなく「処女(チョニョ)」と呼ぶ。この言いかたの底には、女は一生ひとりの男だけに身を許すべきであるし、その男とは夫でなければならないという含みがある。 婚談と「宮合(クンハプ)」 韓国でも、日本のように、男女の出会いのきっかけを基準にして「恋愛結婚」と「仲媒(ジュンメ)結婚」(お見合い結婚のこと)とが区別される。 「恋愛結婚」であれ、「仲媒結婚」であれ、結婚を決める際に、いまだに韓国人が非常にこだわることがある。それは、男女の相性を意味する「宮合(クンハプ)」ということである。 詳しい説明と他の写30枚は↓をご参照下さい。 https://ameblo.jp/tabicom/entry-12688245732.html
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