投稿画像
投稿者:快速つくばね
 江若鉄道が自社製造したC11を見るために下今市まで行ってきました。  1947年に江若鉄道の発注により日本車輌製造で落成し、同鉄道では旅客列車を牽引していましたが、DD1351 と交代する形で1957年に雄別炭礦鉄道に譲渡→1970年に釧路開発埠頭に譲渡→1975年に廃車となりました。  廃車後は北海道江別市の個人によって静態保存されていましたが、2018年に東武鉄道に再々々譲渡され、抜本的な修繕作業の後、2021年12月24日に火入れ式が行われ、走行試験を経て2022年7月18日に営業運転を開始しました。  修繕箇所が想定よりも多く、どの部分が江若鉄道時代の物か定かではありません。元の車両番号はC111でしたが、2020年に、東武鉄道が創立123周年を迎えたのを記念して、C11 123に改番されました。なにわともあれ江若鉄道の車両が保存された唯一の車両です。 写真1:下今市駅外観 写真2:南栗橋以北の日光線、宇都宮線、鬼怒川線で区間運用されている20430型。日比谷線との直通運転に使用されていた18m車の20050型を改造し、種車の先頭車は5扉であるため先頭車は5扉からの3扉改造車、中間車は種車以来そのまま3扉となっています。 写真3:扇形車庫内のC11 123。隣はJR東日本から譲渡されたDE10-1109。
投稿記事
画像を拡大