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高校時代、古典で正法眼蔵というのを微かに記憶している。開祖・道元和尚が残した物だった、というのを今日の説教で知った。(座禅の後、催された)これが曹洞宗の教本なのだろう。
説教したのは丸子さんという山形は天童出身の67歳の方でしたが4000回もの講演実績を持つプロです。丸子和尚が申すには、正法眼蔵は長たらしいが、以下に要約できる。
佛となるに いと やすき道あり
よろずを いとう心なく
ねがう心なく
これを佛となずく
さて、ねがう心は解りますよね、いとう心とは?
辞書によれば・・いとう・・厭う、とあります。きらう、とか、いやがるという意味に成ると思います。
即ち、いやがる心を持つな、願う心を持つな・・です。
若い人、これから人生を立てる人なら別ですが、人生の折り返しを過ぎた小生、実行は無理にしても言わんとする事、解る気がするのですが長殿は如何でしょう?