投稿者:tabi
幕府御用船を管理していた服部氏の屋敷跡です。
比高10メートルほどの高地にあり、石垣がまさに城跡らしい雰囲気を出していますね。正面の入口は喰い違い虎口状となっており、江戸時代、幕府への貢上絹(年貢としての黄八丈)を運ぶ、御用船のお船預りの役にあった服部家の屋敷跡です。
案内板
服部屋敷
服部家の初代は下田の出身であるが、二代目から代々八丈島の官船の内、小舟方(こぶねがた)のお舟預かりを勤めて莫大な資産を築いた。
屋敷入口の石垣は、流人近藤富蔵が築城形式に依って築いたものである。
大蘇鉄
庭内中央には樹齢八百年の大蘇鉄があります。蘇鉄の大きな物は、幹の長さ1メートルで約百年位といわれています。
「嬉しさに 人にも告げん さすらへの みゆるしありと 赦免花咲く」
八丈島で、無実の罪に抗議して餓死したと伝えられる僧侶・慈運の墓にあった2本の蘇鉄の花を指す。
説明と他の写真16枚は↓をご参照下さい。
https://ameblo.jp/tabicom/entry-12835510496.html