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投稿者:滝 敏美
フリーフライト模型飛行機を飛ばすとともに,解析を行っています. 春からゴム動力飛行機を飛ばし始めましたが,調整のしかたがわからず苦労していました. ゴム動力飛行機の運動解析をすれば調整方法も科学的に理解できると考え,3次元運動解析を検討しています. ゴムの巻き数とトルクの関係,機体の空力微係数,機体の慣性能率,プロペラの性能曲線を求めて,3次元微分方程式を解けるようになりました.その結果をお見せします. 対象とする機体(翼幅400mmのプロフィル機,ゴム2g,重量16g)の写真,右サイドスラスト角が不足の場合の飛行軌跡,右サイドスラスト角が適切な場合の飛行軌跡の図を示します.サイドスラストが不足の場合は頭を上げすぎて失速します.実際の飛行と定性的には合っているように思います. プロペラに気流が斜めからあたる効果を考慮していませんので,まだ改良の余地はあります. わたしは模型飛行機初心者ですので,コメントを頂ければ幸いです.
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