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投稿者:なつみ
イギリス人ライターが、フランス流おやつの食べ方を検証! フランスにおいて間食をしたくなるのは、食事の時間にしっかり食べていない証拠ということに。食事ごとにパン(炭水化物)、乳製品、野菜とフルーツを摂取してもお腹がすくというのであれば、ストレスや倦怠という不調原因が疑われるところ。 でもフランス人だって、ケーキやポテトチップスを食べているはず。それでは、いつ食べているのか? フランスで午後4時はル・グテ(le goûter)と呼ばれる、子供のおやつの時間。晩ご飯までの空腹をしのぐべく、ケーキ、ビスケット、パンなどに、ミルクやジュースが添えられるもの。グテはとっくに卒業した大人でも、このタイミングでケーキを食べる人は多し。 また、フランス人のスイーツの食べ方は豪快。イギリス人のように低カロリーのチョコレートバーを毎日ちびちびかじるのではなく、1カ月に1度チョコレートたっぷり、もしくはクリームたっぷりのケーキをどどーん食べてお腹も心も満足させてしまいます。 それではポテトチップスやナッツはいつ食べるか?これは食事前の、アペリティフ。ポテトチップスの大袋は、みんなが集うアペリティフで開けるもの。だからフランスでは、最近になるまで小袋のポテトチップスが売られていなかったのだとか。 とにかく、食べるべきではないケーキもポテトチップスも、食べるときはこそこそせずに、感謝しておいしくいただくことが大事。キッチンで立ったまま、口に頬張るなどとは論外ということ。実は、これがフランス人の食事に対する一貫した態度であり、2時間の長いランチを楽しむ習慣につながるところ。
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