投稿者:鋭利庵
デジタルカメラはPCとの親和性も高いですし自分の好みや傾向を把握し
カメラ側の設定に反映させるような機能がほしいですね。
K-5などは色傾向などある程度調整ができますが小さな背面モニタに加え
ボタンやダイヤルでというのはいかにも能率的ではありません。
RAWデータから現像ソフトでバッチ的に行うこともできるとは思いますが
直接ではなくとも設定データをメモリーカードに記録して読み込ませる
外付けの詳細なユーザーモードはできるのではないでしょうか。
かつてMINOLTAのαシリーズには機能追加できる専用のメモリーカードが
ありましたが、それをユーザーが設定して組み込んでも面白そうです。
言い換えればユーザーが自分好みのフィルムを作るようなものです。
天体画像は宇宙望遠鏡のデータなどでも不可視波長の可視化など普通に
行われていますからね。そもそも可視光域外を相手にする変換作業では
波長をシフトするくらいしか許されないことになってしまいます。
そのあたりはAI画像の議論に似ているかもしれません。
単なる操作であり画像を描いているわけではないので絵ではないという
主張もありますが、どう描かせるかを指示しているのはユーザーなので
絵であるとか、学習データを反映させているにすぎないという見方とか
それでも思いつかないような出力から想起されるイメージもあるとか。
シンプルに新しい画材として並列していけばよさそうに思うのですが。
そもそも物理的質感のない画像データという時点で「描いてない」とも
言えるのではとも思ったりします。
データ的なリアルと感覚的なリアルをどう近づけるか 鋭利庵でした