投稿者:はっちん
新型コロナのエビデンス 元記事URL⇒ https://okada-masahiko.sakura.ne.jp/
岡田正彦 新潟大学名誉教授(医学博士)
テレビでは語られない世界の最新情報を独自に分析
正しい情報を偏りなく
今週の新情報 -第1弾-
(2023.3.13)
Q 討論:ワクチン問題はどう決着させればよいのか? ―反響―
A 前回までにお寄せいただいたご意見に対し、以下のよう反響がありました。
<AIの回答について>
・ AIは、入力された過去データをまとめる能力しかなく、あてにならない
<世論喚起について>
・ 自分の周囲では、ほとんどが接種済みであるにもかかわらず、副作用で
悩んでいるようには見えない。発生率について、もっと正確な値が必要
・「ワクチン反対」を掲げていても違和感を感ずる声が少なくない。もっと
理解を深めてほしい
・ 「自分は打たなかった」と発言している著名人に声かけをしてほしい
・ 公開討論は、水掛け論になりがち
・ 署名活動は、どこかへ提出して終わりになってしまうのではないか
・ 誰でもわかるように、アニメなどでワクチンの害を訴えられないか
・ 地元選挙区の議員に陳情する
・ 激しくやり過ぎて社会生活に悪影響が出ることがないよう に
<国への抗議について>
・ ファイザー社と国との「密約」を心ある国会議員に追及してほしい
・ 猶予がならず、一刻も早く救済制度を作らせるべき
・ 厚労省や内閣官房にみんなでメールを出す
<エビデンスについて>
・ 接種回数別、体重別、メーカー別に感染者数や死因をまとめ、日本人に
固有の問題点を探ってほしい
・ 国別の超過死亡数をあきらかにしてほしい
・ 死亡データから、接種をしてはいけない疾患(高血圧、糖尿病、肥満など)を
はっきりしてほしい
・ 長期にわたり健康被害が出る可能性あり、接種手帳を皆に持たせる
<その他>
・ 会社などで孤独な戦いを強いられてきたが、皆さまの意見を読んで励まされた
次回、最終まとめを行いますので、さらなるご意見をお寄せください。
今週の新情報 ー第2弾-
(2023.3.13)
Q 子供のワクチン接種をなぜ勧めるのか?
A 小児に新型コロナワクチン接種を勧める大学教授がいるが・・・、との問い合わせやクレームが当ホームページあてにたくさん届いています。有効率75パーセントと主張しているのですが、その根拠とされる資料が国の審議会で配布され、以下のサイトで公開されました。
『第44回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 資料3』⇒ https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001061911.pdf
その最後のページに記されているデータを、わかりやすく編集し以下に再現(画像⇒ https://okada-masahiko.sakura.ne.jp/infants.jpg )してみました。対象は5~15歳の小児となっています。
さて、この資料には不可解な点がたくさんあります。まず、次のような補足説明がなされていることです。
5~11歳は、14,297人中、2回接種済みが 3,161人 (22.1%)
12~15歳は、 4,398人中、2回接種済みが 2,975人 (67.6%)
2つのグループは、それぞれ接種の割合が著しく異なっており、まったく異質の集団です。たとえば5~11歳のグループで、入院したのがすべて「接種した小児」だったかもしれません。それにもかかわらず、なぜ2つの異なるグループを一緒にしたのか理解に苦しむところです。以下の表は、そんな状況を例示したものです。
_____________________________
5~11歳 12~15歳
ーーーーーーーーー ---------
接種あり 接種なし 接種あり 接種なし
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
入院した 8人 0人 0人 64人
入院しなかった ? ? ? ?
_____________________________
次に、資料の最後から2ページ目には、2つの年齢グループの接種率がそれぞれ31%と76%と記されていて、前述した緑色の数字と合っていません。また同ページの最下段に、論文を投稿した専門誌名が記されていますが、スペルが間違っており、しかも「印刷中」となったまま未だに掲載されていません。
さらに、日本では「小児が感染すると重症化しやすい」とテレビなどで繰り返し報じられてきましたから、「必要がないにもかかわらず、単なる恐怖心から入院させられた小児」も多かった可能性があります。そうだとすれば、入院=重症とは言えないことになります。
そして、なにより問題なのは、世の中をだまし続けてきた「後ろ向き調査」(Q7(6)参照※1)で得られたデータでしかなかったことです。
(※1:記事⇒ https://rara.jp/royal_chateau_nagaizumi/page2172#2808 )
国の方針とは、こんな杜撰な資料によって(これまでも)決められてきたのかもしれません。ご意見をお寄せください。
【脚注】
「有効率95パーセント」を報じたファイザー社の論文で行われていた計算法(Q(7)参照※2)
ワクチン接種ありで感染した人 8人
ワクチン接種なしで感染した人 162人
→
接種しても感染してしまった人の割合: 8÷162≒0.05
接種して感染を予防できた人の割合: (1-0.05)×100=95(%)
(※2:記事⇒ https://rara.jp/royal_chateau_nagaizumi/page2172#2435 )
(※2:記事⇒ https://rara.jp/royal_chateau_nagaizumi/page2172#2511 )