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投稿者:BA10-2407291
私の鉄道趣味の原点である「湘南スタイル」ではないですか!!! 確かに、派生形を何処まで含めるかというのは難しいですね。 私個人の考え方では、正調湘南スタイルというのは 1.鼻筋が通っている、又は半流線形。 2.正面上半分か、或いは全体的に傾斜している。 3.低運転台で独立2枚窓。 と考えています。 ですから、西武が多用した細いセンターピラーの連続2枚窓や、小田急2200形のような垂直な前面は、影響は受けているものの派生形と受け止めています。 ただ、最近の車両でもJR四国の5100形電車や、JR貨物のM250系電車(157系→185系の流れを汲む)、横浜市交通局の4000形電車等は、派生形の現代版と捉えています。 クハ86形(023以降)無くして、これらのデザインは生まれなかったでしょう。 もっと範疇を広げると、近鉄初代ビスタカー10000系電車は、明らかに影響を受けていますし、EF66形0番台電気機関車は国鉄20系(後の151系)電車とクハ86形を足して2で割ったようなデザインだと思います。 実は、国鉄80形電車の形態分類(後天的改造を含む)に関してはかなり極めているという自負があり、Wikipediaの当該頁は私が執筆及び添削した部分がかなりあります。 クハ86形059・060のみが前面木枠窓車の中で更新修繕から漏れ、中京地区で運用された昭和40年代後半まで木枠のままだったという事実を解明したのは私ですし、86形300番台で正面窓硝子が更新修繕車と同様の天地寸法が小さいものに改造(事故復旧?)された車が2両(356・359)あったというのを解明したのも私です。 80形以外の正調湘南スタイル車(前述の派生形を除く)を網羅して、中小私鉄や軽便鉄道、更には鉱山鉄道車両や保線機械まで一覧を掲載したのですが、あまりに数が多く、他の方の編集により代表車両以外の記載は削除されてしまいました。 写真1は左がクハ86306(300番台第一次製造車の塗り分け線を踏襲)、右がクハ86302(86316以降の増備車と同様の塗り分け線に変更)。 写真2は、中央西線で1980年まで残存した、1952年度形ほぼ原形(正面窓以外にHゴム不使用・張り上げ屋根)のクハ86065。 写真3は、 クハ86形で唯一シールドビーム2灯化改造を施工された、86332です。
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