投稿者:冬目漱岩
タイプ6:信頼を求める人
真剣に関わる、安全志向のタイプ。
頼りになり、一所懸命働き、責任感があり、信頼できる。トラブルの処理能力に優れている。問題を見越し、協力関係をつくる。しかし防衛的で逃げ腰になり、不安になる場合もある。文句を言いながらストレスをエネルギー源として動く。注意深く、優柔不断にもなり得る一方、反応しやすく、挑戦的で反抗的な場合もある。典型的な例としては、自信喪失や猜疑心の問題を抱える。
ベストの状態:内面が安定しており、自己を頼みにできる。勇気をもって自分自身や人を擁護する。
安全志向で、自分が何を信じることができるか、ということが重要な人生のテーマ。信頼できる人物や考え方を求めるが、本当に信頼できるか、疑う気持ちと、忠実であろうとする気持ちの間を揺れ動く。権威をもつ者に、従うか、反発するかのどちらかになりやすい。独力ではやっていけないことを恐れ、同意やサポートをまわりから得たい。自分に対する周りのさまざまな期待に合わせようとし、優柔不断になる。思考が活発なときと、感情的になるときの両方がある。雑念に悩まされやすく、頭の中をからっぽにするのが苦手。健全な状態で、外側にあるものではなく、自らの内に勇気と信頼を見いだす。愛情深く、仲間のために忠実かつ献身的で、真剣に関わる努力家。関心のあることを追求したり、用意周到に準備する能力もある。
とらわれが強まるにつれ、不安が高じてルールや枠、原理を頑なに守ろうとしたり、最悪の事態を考える。パラノイアになる。「敵」をつくりだして、攻撃する。
タイプ6の本質は、勇気。
肯定的な名称…絆の人・否定的な名称…心配性の人
思いやりと人への気遣いは、気持ちが暖められるので、多くの人が一緒にいたがる。気づきが早く、すぐに手を打ってくれるので、助けられ支えられた人は多い。しかし、不安が高まると、何をしでかすか分からず、少しの問題でも大きくしてしまうところがある。問題を周囲の人のせいにして、キリキリ舞いさせるので、大騒動になることがある。
特徴
・心配性で、不安に飲み込まれやすい。
・権力や権威には従順だが、実力がない人には反抗的。
・傷ついても、人から離れて生きられない。
・見捨てられることが最も怖い。
・人に惑わされやすく、自分も人を試して惑わす。
・周囲の人々の動向を非常に気にする。
・過ちを認めたがらず、不正直。
・地獄耳で、聞き分ける能力が高い。
・柔軟で、状況に合わせて、自分の生き方を変えられる。
・子どもっぽく、少女趣味的なところがある。
・パニックに陥りやすく、自己嫌悪が多い。
・考え方がよく変わるので、一見複雑に見える。
・孤独が怖くて、頼りになる人を探す。
・思いやりがあり、仲間を大切にする。
・些細なことでも迷い、決断力が弱い。
・その場のがれをして、変わり身が早い。
・我慢強さが足りず、コントロール不足。
・頭の回転が早く、腰も軽い。
・社交的で、人とはつきあい上手で、自分とつきあうのがへた。
・心の扉を幾つも用意して、煩雑に開けたり閉めたり。
・用心深く、注意力がある。
・常識的で協調性がある。
・親戚、知り合いなど、絆を求めて積極的。
・自分に自信をつけにくい。
・考えすぎて、右往左往する。
・疑り深く、試したがる。
・誠実で聞き上手。
・理屈っぽく、計算高い。
・甘え上手で、強がりが多い。
・よく気がつき、気さく。
・即応でき、機敏。
・順応性が高く、したたか。
・小心で、力に敏感。
・あまのじゃくで、要領がいい。
・異性を重用して、同性を軽んじる傾向あり。
・話し上手で言葉遊びがうまい。
・伝統を重んじる。
・愛らしさを演出する。
・親切で人当たりがよい。
・策が多い、小技があり、小刻みな対応。