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投稿者:サム・ペキンパー
[YouTube:jcLjGiBbqgI:R] ガルシアの首(原題: Bring Me the Head of Alfredo Garcia 米・墨合作) 1974年 全世界年間興行収入ランキング40 ランク外 メキシコの大地主が愛娘を妊娠させた男、ガルシアの首に賞金を懸けた。酒場のしがないピアノ弾きベニーは、情婦のエリータからガルシアが既にこの世にない事を聞かされ、エリータと共にガルシアが葬られた彼の故郷を目指す。だが、同じく懸賞金を狙う男たちがベニーの後を追っていた。やがて、墓場に到着したベニーはガルシアの墓を暴こうとするが…… 監督 サム・ペキンパー 代表作 『ワイルドバンチ』『わらの犬』『ゲッタウェイ(1972)』 脚本 サム・ペキンパー、ゴードン・ドーソン 音楽 ジェリー・フィールディング 代表作 『野望の系列』『ワイルドバンチ』『ガントレット』 主演 ウォーレン・オーツ(ベニー) 代表作 『夜の大捜査線』『ワイルドバンチ』『デリンジャー』 上映時間 112分 登場人物 ベニー: 酒場のピアノ弾き。 エリータ: ベニーの情婦。(イセラ・ヴェガ) 代表作 『ドラム』 大地主: メキシコの大地主。(エミリオ・フェルナンデス) 代表作 『続・荒野の七人』『ワイルドバンチ』『火山のもとで』 サペンスリー: 大地主の片腕。(ロバート・ウェッバー) 代表作 『十二人の怒れる男』『動く標的』『プライベート・ベンジャミン』 クイル: 殺し屋。(ギグ・ヤング) 代表作 『ひとりぼっちの青春』『キラー・エリート』『ヒンデンブルグ』 マックス: 殺し屋。(ヘルムート・ダンタイン) 代表作 『渡洋爆撃隊』 【起】 メキシコの大地主の娘テレサは、未婚のまま妊娠していた。彼女の父親は部下に娘を拷問させ相手の男を白状させる。男の名は「アルフレッド・ガルシア」。父親はガルシアの首に100万ドルの賞金を懸ける。 100万ドルを目当てにあちこちの組織がガルシアの首を狙って動き出す。 【承】 メキシコシティの酒場ではガルシアを捜して聞き込みが始まり、ピアノ弾きをしているベニーも組織の男にガルシアの行方を聞かれる。 ベニーはガルシアと面識があった。しかし彼が今どこにいるかは知らなかった。ベニーは酒場のバーテンからガルシアは歌手のエリータとできていたと聞き驚く。実はエリータはベニーの今の恋人だった。 エリータは以前からガルシアとできており、先週も一緒だったと白状する。しかしガルシアはその直後に事故死したのだという。ベニーはその話を聞いて、酒場に来た男たちのいるホテルへ行く。男たちはベニーが4日以内にガルシアの首を持ってくれば、1万ドル支払うことを約束する。しかし失敗した場合は、ベニーの命はない。 金が欲しかったベニーはこの話に乗り、エリータに案内させてガルシアの墓を目指す。ベニーは本気でエリータのことを愛しており、彼女と結婚しようと思っていた。しかしエリータはベニーがガルシアの首を持ち帰るという話には猛反対し、もしそれを実行したら2人は別れることになると言い出す。 しかしベニーは後戻りするわけにいかず、嫌がるエリータを連れてガルシアの墓を掘り起こしに行く。いよいよガルシアの首を切ろうとした瞬間、ベニーは何者かに襲われ意識を失う。気づいたときにはエリータとともにガルシアの墓で生き埋めにされていた。 ベニーはなんとか生き延びたが、エリータはすでに死んでいた。ベニーはエリータの遺体を墓に残し、ガルシアの首を横取りした奴らを追う。グリーンのワゴンに乗ったアメリカ人の2人が犯人だとわかり、ベニーは彼らを射殺してガルシアの首を取り返す。 【転】 ガルシアの親族は墓を荒らしたベニーの行方を追っていた。ベニーは親族に取り囲まれ、ガルシアの首を奪われるが、観光客を装った組織の男たちがやってきて親族を皆殺しにする。ベニーも殺されそうになるが、撃ち合いの末に組織の男を射殺する。 ベニーは多くの犠牲を伴って手にしたガルシアの首を金と引き換えに黙って差し出すつもりはなかった。組織の奴らから首の本当の買い手を聞き出そうとするが結局撃ち合いとなり、組織の人間を皆殺しにして買い手の名前と居場所を突き止める。 【結】 ベニーはガルシアの首を持って、大地主の屋敷を訪れる。ちょうどその日はテレサの産んだ子の洗礼式の日で、屋敷内はお祝いムードに包まれていた。大地主は上機嫌でガルシアの首に100万ドルを支払うが、ベニーは彼を許せなかった。この首のためにエリータを始め16人もの人が死んだのだ。ベニーは大地主を撃ち殺し、首と金を持って帰ろうとする。しかし結局ベニーも門を出たところで蜂の巣にされる。 The End _MIHOシネマ みんなの評価 3.98/5.0 最高 (^0^) ペキンパーを評価しないアメリカ人が僕にはまるで理解出来ません。(*アメリカ本国では評判が悪く、本作はすぐに上映打ち切りになった。) ここまで詩情にあふれたアメリカ映画ってそうそうないですよ? 絶対に見るべき一本です。 最低 ( ` 3´) 冒険に女を連れ回すっていうコンセプトがダサすぎる あとは何のためにって目的部分が希薄に描かれすぎるのが…oh
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