投稿画像
投稿者:助さん
■構造スリット(耐震スリット・スリット) 構造スリットとは、RC造(鉄筋コンクリート造)の建築物全体の構造バランスを保つ目的、また、大きな地震が発生した際に建物の柱や梁のせん断破裂を防止する目的で、柱と壁、梁と壁などを切り離すために入れるスリットの意味である。 構造的に必要なため「構造スリット」と呼んだり、耐震上必要なため「耐震スリット」と呼んだりする。単に「スリット」と呼ぶこともある。 1995年の阪神大震災では、これまで設計者が予測していなかった建物の柱や梁のせん断破裂が多発した。 鉄筋コンクリート構造の建物において、柱や梁と壁がつながっている場合、建物が揺れたときに建物の一部に集中的な力がかかってしまうことがある。 このため、柱や梁と壁を切り離すことで、構造力学上、応力を他の部材に伝達しないよう隙間を設ける耐震スリットの取り付け施工が定められた。 耐震スリット材の多くは既製品で耐火性能や防水性能を有しているが、とても柔らかい材質のため、施工現場では慎重に扱う必要がある。 構造の安全性を確保するため、構造計算と構造図において指定されたスリットを、指定通りの位置に定められた方法で取り付けることが重要である。 尚、スリットは形状によって完全/部分スリットに分類され、柱~壁間を垂直スリット、梁~壁間で水平スリットと呼ぶものとされる。 --------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- DH工業は、当マンション大規模修繕工事の監理業務を受注するつもりでいるようですが、 本体工事の監理が真面に出来ない企業 に一体何が出来るのでしょうか? 工事価格の●%にも上る極めて多額の金が無駄金として消える可能性の否定はまったく出来ません。この企業に対してなら当然のことです。  
投稿記事
画像を拡大