投稿者:リワキーノ
昨日、焼き付けたDVDを再生するためにテレビをつけたら表題の番組をやっていました。
https://www2.nhk.or.jp/archives/tv60bin/detail/index.cgi?das_id=D0009051005_00000
画面に映る自然の美しさに魅了され、たまたまそばにいた家内とそのまま見続けたのです
が、あまりの感動に二人とも涙を催すくらいでした。
アレクサンダー大王の時代からシルクロードを舞台に遊牧と交易にたけたソグド人たちが
王まで抱いて立てた国が8世紀に押し寄せたアラブ人たちによって滅ぼされ、その難民た
ちがタジキスタンの辺境の峡谷に隠れひそんで暮らしたそのソグド人の子孫と言われてい
るヤグノブ人の村の物語なのです。
テレビもパソコンも無い山峡の地で牛やヤギやロバなど家畜を飼い、家族が深い愛情で結
ばれて寄り添うように生きていく姿に今の日本では望めもできない素朴な生き様に強い郷
愁を感じ、涙したのでした。
子どもたちの眼の綺麗なこと。
2番目の画像など、まるでラファエロの聖母子像の幼子キリストのようではありませんか。
録画できなかったのが本当に残念で、NHKオンデマンドに申し込んでその放映をスマホの
カメラで録画しようと思っています。
このソグド人とヤグノブ人のことについては調べれば調べるほど興味深いことが判明して
きたので、それはまた「サロン便り」で載せたく思ってます。