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投稿者:藤吉功
バラ科クロバナロウゲのご紹介です。山地の湿原や湿地に分布する高さ30-60cmの多年草で、根茎は木質で太く横に這うように伸び、かつては石狩低地帯でも広く見られたようです。 和名は「黒花狼牙」。花が黒っぽいこと、まだ実物を観察したことはありませんが、同じバラ科のミツモトソウ(和名「狼牙」)と生育環境や全体的な雰囲気が似ている(ただし、こちらの花は黄色)ことによるようです。 たしかに日陰で見ると黒っぽく見える花(写真1枚目)ですが、陽射しのもとでは美しい紫褐色で、その形状も個性的です(写真2,3枚目)。勇ましい名前とともに、脳裏に焼き付きました。
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