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投稿者:クレイジー・ユンカース
 こんばんは、クレイジー・ユンカースです。月末です。リーデマン72、Ju90輸送機の製作は機首周りの作業中です。  左の写真はJu90V1「ディ グローセン デッサオアー」(偉大なデッサウ人)です。主翼はJu89と同じですが爆撃機から輸送機になったので胴体が野太くなってその分迫力が増しています。エンジンは目下製作中のJ4+KHの空冷BMW132とは異なり液冷ですがこのエンジンには謎があります。資料によるとJu90V1は仕掛かり中のJu89V3を設計変更して作られ、Ju89V3のエンジンはJu89V2と同じDB600です。しかしながらこの写真ではエンジンはどう見てもJu89V1と同じで、ということはJumo211です。しかしこうして見ると複雑な形の液冷エンジンをつけたJu90も大変魅力的です。全てのナセルの下面に取り付けられたオイルクーラーインテイクもJu89が無造作な箱状だったのに対して非常に洗練された形になっており、思わず「ジュルルー!」という感じです。機首側面にひし形状に見えるパネルラインが昇降口です。  真ん中の写真はその昇降口を開いたJu90V2「プロイセン」です。この昇降口はたいへん特徴的な形で面白いので、ぜひその開閉をマグネット着脱で実現したいと考えています。  左の写真は目下の機首の状態です。昇降口のモールドは既にパテ埋め済みで、マスキングテープで形作ったふたつの扉は左がエアモデルJu90のインスト図面の形、右がキットの形です。やはりキットは少し下膨れで、実機の写真に照らしても左のエアモデル図面の方が正解に思われます。機首のコーンは上の部分を少しヤスって平らにしたのですがまだ丸く、長さも僅かに足りない感じです。簡単にいうと丸くズングリとし過ぎで、実機写真を見ると機首はキャノピーを含めてもう少しシュッと尖ったイメージです。
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