投稿画像

2

投稿者:藤吉功
メギ科のご紹介です。 ヒロハヘビノボラズ(写真1枚目、撮影地:札幌・試験研究機関の見本林)は、黄色の小振りな花を房状につけていました。枝の節に鋭い刺針のほか、葉の縁も小さな刺状になっていて、ヘビも登れないほど、だとか。落葉低木で、蛇紋岩地帯のアポイ岳などに分布しているようです。 メギにも、やはり節に刺針があります。葉の色味は、緑色(写真2枚目)や紫色(写真3枚目)のほか、紅色をした品種もあるようです。メギは、関東以西に分布するとされ、野幌の森では、かつて戦後開拓の入植者が観賞用としたものでしょうか、最近の植物調査で記録に登場した移入種です。 これらの花々は、どれも径6㎜ほどで、色合いも形状もソックリです。ちなみに、メギ「目木」とは、葉などを煎じて目薬にしたことに由来するそうです。
投稿記事
画像を拡大