投稿者:管理人
まず最初にお断りしておきますが、私は富山地鉄の現行カラーに対して、「悪趣味」とは書いておりません。このカラーにした意味を「中の人に聞いてみたい」と言っているだけですので、誤解のないようにお願いします。
カラーデザインの流用については、サイト内の「バスのカラーリング」で色々書いていますので、ここでは特に書きませんが、情報過多の時代に、見る機会の多い都営バスのカラーを、譲渡車でもないのに流用し、それも前後逆にしたという手法が非常に不思議だということです。
頸北観光バスは、頸城の旧貸切カラーをそのまま自社カラーにしていたり、最近も本家を差し置いて旧カラーを復刻したりと、BA10さんと同じ思いがあるように感じます。
これまで使っていたカラーを変えるのは、特に1980~90年代のCIがブームになった時にはよくあったことですね。
これは企業がイメージチェンジをするための手法ですので、仕方のないことかも知れません。
写真は諏訪バスの旧カラー(赤と青)、その色を使った1980年代の新カラー、そして1990年のCI導入後の現行カラーです。
旧コーポレートカラーを使った1980年代カラーはあんまり評判がよくなかったようです。そこで、CIを導入し、完全にイメージチェンジを図った現行カラーが、30年以上続いており、今では赤青の旧カラーを凌駕する歴史を持ったカラーになっています。