投稿者:ウプサラ市長 ウラディミル・ウリヤノフ
イェルハルド・ホルストは、「マルセイユの大蜘蛛」は、私が思うにこのスカンジナビアで一番危険な男だ。
歴史の一頁として片付けられているが、
36年の冬に三度のクーデターを粉砕し、国軍の将官士官の大半を自滅させて粛清させた腕前は、裏の世界でも大いに働いている。
どうも今のところ、君は泳がされているようだが、奴が本気なら、君も消される。
最悪、私の命も娘の命も危ういだろう。
個人的な腕力は問題ではない。あの男は、己の手を汚さず、消したい相手を必ず消す、それを私はこの目で見たのだ。