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投稿者:関西のT
本日は休みだったので、落札したまま放置していた品をゆっくりと観察出来ました。 不知細郭手 狭木保 縦:49.20mm/横:33.25mm/文:40.75mm 銭文径は大きいですが、数値が中途半端ですし、短尾通系は49.7mm台もあるそうなので恐らく本座2度写し品。 さて、こういう時にありがたいのが浩泉丸様のホームページ。 この品にも當口、當田に瑕と百字一画目延長の右の輪に共通の凹みがあると分かります。ついでに百ノもほぼ垂直(既に知っている人は知ってるかもしれませんが...) という事でこの品は浩泉丸様の斜冠寳、退口保及び短尾通細字に同 濶縁と兄弟銭。 別系統の抱冠寳は崩字へと派生するのかな? 面白い事に、斜冠寳の保点と保木横棒の一部を削ると狭木保の書体になり、更に保点と保口、保柱を削ると退口保になります。 一方で斜冠寳の保点と保口を細く削り、保柱は削らずに通尾を削れば短尾通細字となる。 山口銭の様に原母銭をちょびちょびと削りながら通用母と合わせて使っていったのでしょうね。 湯口は浄法寺銭の様に巨大‼︎ 刻印はマッシュルームの様な輪郭の段違い刻印。 と、もう一枚は茨城県の地元リサイクルショップより落札した細郭手。 赤黒い色で肌はほぼ石持極印銭と同じですね。 数値はまるで違いますが... 側面をメチャクチャに削ってなければ大珍なんですけど... 何が目的なんだか... そのせいで刻印も全体が確認できません。 縦:50.25mm/横:33.70mm/文:41.05mm
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