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投稿者:seizo
この冬はなぜかタヌキが多く、ケンと今季3回目のバトルです。 秋の山の実は豊作だったのに、なぜかタヌキが人里に下りてきます。もっともウチは山の中腹に住んでいるので人里とは言えないかも知れませんが。 夜中の4時頃でした。ケンの激しい鳴き声で目が覚めました。それも家のすぐ近く、時折相手の「シャーっ」という唸り声も耳に入ったので、タヌキだと思いました。 急いで布団から起き手早く洋服を着て懐中電灯とカメラを持って(手慣れたものです)外に出ました。 案の定、家のすぐ目の前の桜の木の下で、ケンとタヌキが睨み合っていました。 見ると丸々と太った大きめのタヌキで少し心配しましたが、勝負は一瞬で着きました。 この地に移り住んで28年、何度も我が家の番犬とタヌキのバトルを見てきましたが、いかに野生といえども所詮タヌキは犬には勝てないようです。 写真は家の前の坂道でケンがタヌキを仕止めたところです。 何時も見慣れた光景です。 チョット残酷なようですが、タヌキが家の側をウロウロされても困るので仕方ありません。ケンも番犬としての役目を果たしただけですし・・・。 でも安心して下さい、タヌキは十八番の死んだ真似をしているだけで、この後逃げましたから。 今までの番犬と違いケンは何故かタヌキを捕まえてもトドメを刺さないのです。普通は首の後ろを噛んで離さないのですが、ケンはお尻とか横っ腹とか致命傷にならない所ばかり。 さらにタヌキが死んだ真似をすると直ぐ離れて行ってしまいます。 案の定この日も翌朝起きて見に行くと、タヌキの死骸はありませんでした。 ケンが甘いのか優しいのかは分かりませんが、殺生をせずに痛めつけるだけなのは私も望むところです。 タヌキといえども殺すのはイヤですからね! これでもうこのタヌキがウチに近寄らなければ良いのですが、それがまた来るんですよね。畑のトーモロコシなんかを狙ってね。タヌキって本当にバカなんですよ!
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