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投稿者:藤吉功
春を待つ樹木たち。ウコギ科タラノキは、鱗芽で互生。先端の仮頂芽は、円すい形で無毛。『枯れちゃったの?』と心配になるほど(写真1枚目)。葉痕は、U字形。本種も“葉柄内芽”で、刺が野生動物の食害から枝先を守ります。しかし、新芽・タランボは、山菜として人気が高く、野幌の森でも、お構いなしにごっそりともぎ取られるケースが後を絶ちません。遊歩道から見る限り、散々に痛めつけられ、痛々しい姿が-(写真2枚目)。盛花の候、難を逃れた枝先に白色の小花たちを見つけると無性に嬉しくなります(写真3枚目)。
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