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投稿者:ブラッド・シルバーリング
[YouTube:BJSml-0sns8:R] レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語(原題: Lemony Snicket's A Series of Unfortunate Events 米国) 2004年 全米年間興行収入ランキング18位 ボードレール家の三人姉弟ヴァイオレット、クラウス、サニー。ある日3人で砂浜で遊んでいるところに、自宅が全焼し、両親が亡くなったとの知らせを受ける。財産を引き継ぐ為、銀行より法的な身元引受人のオラフ伯爵と引き合わされるが、オラフは遺産目当てに彼ら3人を暗殺しようと企てる。それから彼らの身の上には、信じられないような不幸な出来事が次々と降り掛かるのだった…… 監督 ブラッド・シルバーリング 代表作 『キャスパー』『シティ・オブ・エンジェル』『マーシャル博士の恐竜ランド』 脚本 ロバート・ゴードン 代表作 『恋におぼれて』『ギャラクシークエスト』『メンインブラックII』 音楽 トーマス・ニューマン 代表作 『ザ・プレイヤー』『ショーシャンクの空に』『1917 命をかけた伝令』 主演 ジム・キャリー(オラフ伯爵 ) 代表作 『マスク』『ライアー ライアー』『エターナル・サンシャイン』 原作 レモニー・スニケット 『世にも不幸なできごと』 シリーズ 上映時間 109分 登場人物 オラフ伯爵: 俳優で自分の劇団を持っている。 ヴァイオレット・ボードレール: ボードレール家の長女。(エミリー・ブラウニング) 代表作 『ゴーストシップ』『レジェンド 狂気の美学』 クラウス・ボードレール: ボードレール家の長男。(リアム・エイケン) 代表作 『ヘンリー・フール』『ロード・トゥ・パーディション』 サニー・ボードレール: ボードレール家の末っ子。(カラ・ホフマン&シェルビー・ホフマン)  モンティおじさん: 3兄弟の後継人で珍獣マニア。(ビリー・コノリー) 代表作 『スティル・クレイジー』『ホビット 決戦のゆくえ』 ジョセフィーンおばさん: 3兄弟の後継人で未亡人。(メリル・ストリープ) 代表作 『ディア・ハンター』『クレイマー、クレイマー』 ミスター・ポー: 遺産管理人。(ティモシー・スポール) 代表作 『秘密と嘘』『バニラ・スカイ』『ラスト サムライ』 【起】 とあるところに、ボードレールという三兄弟が暮らしていた。長女であるヴァイオレットは、無口ながらも常に何かしらの発明をしている天才児、その弟のクラウスは、本の虫で、あらゆる知識をその頭に詰め込んでいた。そして三番目、まだ赤ちゃんのサリーは、その強靱な歯で何でも噛み切ってしまうという特技を持っていた。 彼らは両親と共に、幸せな毎日を送っていた。しかし、その日々は突如として終わりを迎えることとなる。彼らの住む屋敷が火事となり、その炎と一緒に両親は亡き人となってしまったのだった。そうして、資産家だった両親が持つ莫大な遺産は、ヴァイオレットが引き継ぐこととなる。 その時、遺産管理者であるミスター・ポーが、兄弟の後見人としてオラフ伯爵という人物を紹介してきた。自らを俳優と名乗る伯爵は、ボロボロの家に住み、なんとも性格の悪い人物だった。そもそも、兄弟を引き取ったのもヴァイオレットの持つ遺産を横取りするためである。しかし、遺産はヴァイオレットがもう少し大きくならなければ入ってこない決まりになっている。それを知った伯爵は、兄弟を閉じ込めてしまうのだった。 【承】 ヴァイオレットが成長するのを待っていられなくなった伯爵は、子供達を全員殺して遺産を自分が手に入れようと考える。伯爵は子供達を車に乗せると、何とその車を線路の上に停めたのだ。伯爵にロックをかけられたことによって、子供達は車から逃げ出すことができない。絶体絶命のピンチに陥る3人だったが、それぞれが自分達の特技を発揮することで、なんとか窮地を脱するのであった。 このことをきっかけに、ポーは子供達を違う人物の元へ預けることとする。次の後見人は、蛇の研究をしているモンティおじさんだった。風変わりだが心優しいおじさんとの日々を楽しむ3人だったが、ある日、助手として1人の男性が現れる。そして、それこそがあのオラフ伯爵だったのだ。 3人はオラフ伯爵のことを必死に訴えるが、中々モンティおじさんに聞き入れてもらえない。そして、子供達を引き取るためにはモンティが邪魔なオラフは、蛇の仕業に見せかけて、モンティを殺してしまうのだった。 【転】 しかし、最終的にオラフの嘘は露見し、オラフはモンティおじさん殺害の容疑で警察に追われる身となる。再び後見人がいなくなった3兄弟は、次にジョセフィーンおばさんに預けられることとなる。彼女はこの世のあらゆるものに恐怖を感じている、少し変わった女性だった。彼女は、切り立った崖の上に立つ、ボロボロの家で1人暮らしていた。 安寧を手に入れたかのように思えた3兄弟。しかし、オラフは彼らのことをまだ諦めてはいなかった。ある日、買い物のために街に降りたおばさんと兄弟は、1人の船長と遭遇する。それは船長に化けたオラフだった。おばさんはオラフに気を許してしまい、その日の夜、遺書を残しおばさんは姿を消してしまう。 しかし、それも全てオラフがしかけたことだった。兄弟は協力して、おばさんの行方を追う。彼らはおばさんが残した暗号を見つけ、それを解き明かし、近くにある洞窟へと向かうのだった。そして、そこにはオラフに誘拐されたおばさんの姿があった。 【結】 しかし、そこに現れた伯爵によって、子供達の助けも虚しくおばさんは殺されてしまう。また、その場面を見たポーは何を勘違いしたのか、伯爵が子供達を助け出したと考えてしまったのだ。こうして、再び伯爵が子供達の面倒を見ることとなる。 しかし、ここで伯爵は新たな事実を知る。なんと、相続人、つまりヴァイオレットが亡くなると伯爵は遺産を手に入れられないのである。唯一の方法は、伯爵とヴァイオレットが結婚することだった。そして、伯爵はサリーを人質に、無理やりヴァイオレットとの結婚式を開く。 妹を助け出すため、結婚を決意するヴァイオレットだったが、クラウスがそんな姉の窮地を救う。そして、子供達の訴えはとうとう大人に届き、伯爵は逮捕されたのだった。しかし、伯爵は陪審員をうまく味方につけ、忽然と姿を消したのだった。きっと、伯爵はまた彼らの元に現れることだろう。兄弟は焼け果てた自宅に戻り、明日を力強く生きて行く決心をするのだった。 The End_MIHOシネマ 第77回アカデミー賞 メイクアップ賞 受賞 みんなの評価 3.3/5.0 最高 (^0^) 何度見てもすり減らず、気軽に見てしまう映画。 毎度、見終わると爽快感があって、元気になれてしまうので、ついまた見てしまう映画。 最低 ( ` 3´) 何も、面白い場面がない!子供向けとは言え怖さや不気味さを求めると非常にガッカリする。
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