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投稿者:Jet
ARISTA EDU ULTRA 100を使ってみました。結論から言うと,普通に使えるフィルムです。 Impression of first implimentation of Arista Edu Ultra 100, a Black and white film. これまで主に使っていたACROS 100との比較になります。 粒子は粗いですが,中間調とハイライトでは粒子サイズが整っていて悪くありません。 問題は暗部の立ち上がりで,描出があまり良くなくて粒子サイズも乱れがちで,汚い画像になります。 暗部を重視するなら,ISO 50くらいで使って,やや露光を過度気味にするか,現像を押して暗部が出やすくするのが良さそうです。 フィルムでの撮影と現像・スキャンのプロセスを楽しむ目的には十分なフィルムです。 このフィルムできれいな絵が造れれば,ACROSを使えば楽勝です。そういう意味で教育用にも向いています。 このフィルムを使ってみて,改めてACROSが優れたフィルムであることが分かります。 データ: Leica M6TTL Summilux-L 50mm F1.4, Nikon FM3A Ai Nikkor 50mm F1.8S. SY48(黄)フィルター使用。 D-76 1ヶ月前に溶解し,1度使用したもの 20℃ 8min。 Nikon Coolscan V,VueScan でスキャン。入力深度16bit(実際はハードウエアの制約で14bit),出力深度16bitでdngファイルを出力。画像調整は16bit,最終的に深度8bitのjpegファイルに圧縮。 OSをWindows 11 23H2にバージョンアップしたら,どういうわけか22H2では不調だったNikonscan Ver.4.0.3がまたちゃんと動くようになりました。 VueScanの方がNikonscan Ver.4.0.3よりスキャン速度が3倍くらい速いです。
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