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投稿者:ねむり猫
図はドアクローザー調整要領図です。 玄関ドアが“バタン!”と閉まっているようでしたら、 ドアクローザー本体側面(ドア吊元側)の3か所の調整ネジで改善する場合があります。 ◆調整手順 1)ドアクローザー本体下部の油受けキャップを外し、油漏れのないことを確認します。(キャップ上端に外す為の切り欠きがあります。) ※油漏れがある場合は本体一式の取り換えとなります。 次に本体上部のアームの各固定ネジを確認し、緩みがあれば増し締めします。 2)ドア全開から閉まるまでの現状動作を確認します。(1速,2速,ラッチング角度。) 3)ドアを全開近くに開き、先ず1速・2速を調整します。(図を参照。) (注!)1速・2速に不具合がある場合のみです。 (注!)調整ネジは調整1回に付き1ミリ刻み位に回しその都度動作の確認をします。 (注!)回しすぎると※油漏れを起します。(ネジ共通の注意!) 4)次にラッチング角度を調整します。 この際あまりラッチング角度を小さくすると、逆に“閉まり切る動作”が強くなってバタン!と閉まる場合があります。 この場合はラッチング角度を僅かに大きくしてから2速をスロー側に調整し、2速とラッチングアクションを一体化するような動作に少しずつ調整します。 5)それでも“バタン!”と閉まる場合は、ドアクローザー上部のアームの長さを短くします。(伸縮型のアームを縮めて一番短い状態にします。) 6)以上で“バタン!”動作がなくなる筈です。再度全体の動作を確認し必要に応じ再調整をして終わりです。 ◇なお、あくまでも自己責任でお願いします。レスキュー(例:〇〇金物店の出張調整など)を呼ばなくても済むように祈っております。 ◆ドアクローザ工業会:http://www.dcma.jp/speech/dc/dc.html も御覧ください。
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