投稿画像
投稿者:スティーブン・ソダーバーグ
[YouTube:TMGTnKrpF6A:R] チェ 28歳の革命(原題: The Argentine 米・仏・西合作) 2008年 全米年間興行収入ランキング50 ランク外 1955年、貧しい人々を助けようと志す若き医師のチェ・ゲバラは、放浪中のメキシコでフィデル・カストロと運命的な出会いを果たす。 キューバの革命を画策するカストロに共感したチェ・ゲバラは、すぐにゲリラ戦の指揮を執るようになる…… 監督 スティーブン・ソダーバーグ 代表作 『セックスと嘘とビデオテープ』『エリン・ブロコビッチ』『トラフィック』 脚本 ピーター・バックマン 代表作 『死海殺人事件』『スウィーニー・トッド(1997)』『ジュラシック・パークIII』 音楽 アルベルト・イグレシアス 代表作 『ナイロビの蜂』『抱擁のかけら』『裏切りのサーカス』 主演 ベニチオ・デル・トロ(ゲバラ) 代表作 『ユージュアル・サスペクツ』『トラフィック』『ボーダーライン シリーズ』 上映時間 132分 登場人物 チェ・ゲバラ: アルゼンチン出身の革命家 フィデル・カストロ: キューバ人の革命家。(デミアン・ビチル) 代表作 『明日を継ぐために』『デンジャラス・バディ』『ヘイトフル・エイト』 アレイダ・マルチ: キューバの反政府活動家。(カタリーナ・サンディノ・モレノ) 代表作 『トランストリップ』『そして、ひと粒のひかり』 【起】 1964年5月。革命後のキューバの要人として、首都ハバナで女性インタビュアーの取材を受けるゲバラ。過去の様々な場面を回想しながら、物語は進んでいく。 1955年7月、キューバ人の革命家フィデル・カストロは、亡命先のメキシコシティで密かに同志を募っていた。キューバはバティスタの独裁政権に支配され、貧富の差は広がるばかりだったのだ。アルゼンチン人の青年医者エルネスト・ゲバラは、カストロの言葉に共鳴し、翌年、カストロと共にキューバに密航した。 【承】 1964年12月のニューヨーク。ゲバラはキューバ主席として国連本部の総会で演説するために渡米した。このニューヨークの訪問と、7年前の1957年のキューバでのゲリラ活動が交互に語られて行く。 1957年3月、喘息の発作に苦しみながら、キューバのジャングルを進む戦闘服のゲバラ。反乱軍の仲間からは、すでに「チェ」と愛称で呼ばれているが、彼はまだ任務をうまくこなすことが出来ない。外国人である引け目が遠慮を生んでいるのだ。 同5月、カストロ率いる反乱軍は政府軍の兵営を襲って、その力を見せつけた。6月の戦闘では、ゲバラは志願して本隊から離れ、治療が必要な負傷兵たちを引き受けて危険地帯に潜伏した。この時の困難な負傷兵の移送作戦で、真の戦士に成長したと語るゲバラ。 1964年のニューヨークでテレビに出演し、支持者のパーティーに出席して、キューバの立場を語るゲバラ。交互に語られる1957年のゲバラ達は、戦いを続けている。カストロは革命後の臨時政府の方針を創案し、都市の活動家たちと協定を交わした。ゲリラたちは内心では、都市で起こっている「ゼネストによる政権崩壊」の運動を軽んじていたが、目指すところは同じなのだ。 ゲバラの指揮官としての能力は高かった。しかし、カストロはゲバラに新兵のための訓練キャンプを任せた。カストロはゲバラを革命後に必要な人材と考え、その命を惜しんだのだ。それは降格人事だったが、ゲバラは受け入れた。 1958年5月、カストロはキューバで活動する複数の反乱軍の総司令官に任命された。都市でのゼネストが鎮圧され、個々の武装勢力は結束する必要を痛感したのだ。 1964年のゲバラは国連本部での演説を成功させ、ソ連が率いる社会主義陣営の支持を求めた。1958年のキューバでは、反乱軍同士の勢力争いが表面化していた。カストロが率いるゲリラ部隊は「7月26日運動(M-26-7)」という名称だったが、その政策の核である農地改革に反対する者も多かった。カストロは反乱軍の意思統一を急ぎ、ゲバラを軍の全勢力をまとめる司令官に任命した。 山岳部が主だったゲリラ戦は、ラス・ビリャス州の都市部へと移行した。市民はゲリラを歓迎し、主要都市が次々と制圧されて反乱の動きは加速していった。左腕を骨折したゲバラには、アレイダという女性兵士が付き従うようになった。 【転】 独裁者バティスタは、最後に残った都市サンタ・クララに政府軍を集結させた。そこを落とせば首都ハバナは目の前だ。ゲバラは援軍を待たずに市内に進軍し、ラジオで市民に共闘を呼び掛けた。政府軍は市民の住む町への空爆を強行し、激戦が続く中、軍や警察からは降伏する者が出始めた。 【結】 サンタ・クララの司令官は逃亡を図り、ついにバティスタが国外へ亡命した。1959年1月2日に、ゲバラは首都ハバナに向け最後の進軍を開始した。25ヶ月に及ぶ戦いには勝利したが、革命はこれからだった。政府軍を完全に制圧し、クーデターの芽を潰さなければならない。そしてゲバラの夢は、中南米に革命を広げることなのだった。 The End_Wikipedia みんなの評価 3.5/5.0 最高 (^0^) リアルなつくり、役者がそっくり。ゲリラとは、革命とは、がよく理解できた。 ゲバラがなぜ今も愛されているのかも。 最低 ( ` 3´) 期待はずれ、というか見ていて疲れました。 予備知識がないと難しすぎると思います。 チェ・ゲバラという名前を聞いたことがあるくらいでは無理だと思います。
投稿記事
画像を拡大