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投稿者:@nagoya
皆様こんにちは。4月1日の衛星画像です。いつもは赤外画像を使っていますが、今回は可視画像です。地震予兆症状は雲の高度の別なく現れると考えていますので両方を取り入れるようにしています。 使用する画像サイズとしては、誰でも見られる気象庁の一般的な衛星画像です。衛星画像観測者によっては一般サイズ画像に加えて、専門的な拡大画像で非常に細かく見る方もいるようですが、顕微鏡でゾウリムシを見れば怪獣のように見えてしまうイメージで、ほんの小さな地震の予兆症状も拾いすぎてしまうように思います。 また、あるときは一般サイズ、ある時は拡大サイズでは画像同志の比較が非常に難しくなります(私の場合です)。個人的には、M4以上の地震予兆が拾えれば問題ないと考えますので、誰でも簡単に見られる一般的な画像を使用しています。 ただし、立体的な肉眼と違い「衛星画像は平面」です。たとえば犬や猫を地上で肉眼で見ればその種類や色までわかりますが、上空から見ると犬か猫かの識別は早い段階で分からなくなります。気象衛星での分析は肉眼観測に比べ相当に難しいと、私自身は感じています。また、肉眼観測よりも発生スパンのバラつきが多いようにも思われ、本当にその予兆症状がその対応地震だったのか自分でもわからなくなることが少なくありません。立証される事象ではないため、厳しく言えば占いレベルです。 さて、判断の基準は次の3つです。 ①:雲の形状が不自然 ②:雲の規模が比較的大きい ③:ほぼ同じ位置で①②を保ったまま滞空している 今日の画像からは若狭沖・日本海中部~能登・佐渡近辺の雲形状、関東内陸・東京湾から房総半島南東沖にかけて半円状の予兆症状らしきものが見られます。
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