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投稿者:おのでら
オリオン座のリゲルは主星が0.1等級、伴星が7等級で、角距離は10秒ほど。8.5cmのアポだと簡単に分離します。では、6cmではどうか?と思い挑戦しました。使ったのは6cm,F6のアポで、倍率は103倍(3.5mmアイピースのみ)と113倍(8-24m zoom,8mm+2.5倍EDバーロー)です。短焦点ですが、このどちらの組み合わせでも、気流によるディフラクションリングと星像の揺らぎの中で、かろうじて伴星が確認出来ました。 さて、6cmのF6アポ、今時この小口径?と思われる方も多いと思いますが、カーボン三脚と微動付き経緯台に載せれば、機動性に優れた機材になります。短焦点でもあり実視界が広く取れるので、明るめの星雲星団観望用のRFTとしてもオススメです。10倍程度から100倍程度まで倍率が出ますし、30mm程度のアイピースを使えば、本体がファインダー替わりにもなりますよ。
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