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投稿者:スティーブン・ソダーバーグ
[YouTube:1lCJTAtxFyo:R] オーシャンズ11(原題: Ocean's Eleven 米国) 2001年 全米年間興行収入ランキング8位 保釈中のカリスマ窃盗犯ダニー・オーシャンは刑務所暮らしの4年間にとてつもない犯罪計画を練り上げていた。それは、ラスベガスの3大カジノの現金がすべて集まる巨大金庫から、厳重な警戒とセキュリティシステムを破って現金を盗み出すというもの。その額なんと1億6000万ドル! オーシャンは旧友のラスティに話を持ちかけ、この計画の遂行に不可欠な各分野のスペシャリストのスカウトを始める。やがて、11人の選りすぐりの犯罪ドリーム・チームが誕生した。こうして11人のプロによる、ミスの許されない秒刻みの史上最大の強奪作戦が始まった…… 監督 スティーブン・ソダーバーグ 代表作 『セックスと嘘とビデオテープ』『エリン・ブロコビッチ』『トラフィック』 脚本 テッド・グリフィン 代表作 『ラビナス』『マッチスティック・メン』『ペントハウス』 音楽 デヴィッド・ホルムズ 代表作 『アウト・オブ・サイト』『アナライズ・ユー』『ダイアナ』 主演 ジョージ・クルーニー(ダニー) 代表作 『フロム・ダスク・ティル・ドーン』『ピースメーカー』『オー・ブラザー!』 上映時間 116分 登場人物 ダニエル・オーシャン: 裏世界では有名な泥棒、詐欺師。通称 "ダニー"。 ラスティ・ライアン: オーシャンの右腕。(ブラッド・ピット) 代表作 『セブン』『スパイ・ゲーム』『トロイ』 ライナス・コールドウェル: 伝説的な泥棒の息子。(マット・デイモン) 代表作 『リプリー』『ボーン シリーズ』『ディパーテッド』 テリー・ベネディクト: カジノの経営者。(アンディ・ガルシア) 代表作 『アンタッチャブル(1987)』『ゴッドファーザー PART III』『デンバーに死す時』 テス・オーシャン : 離婚協議中のダニーの妻。(ジュリア・ロバーツ) 代表作 『プリティ・ウーマン』『ノッティングヒルの恋人』『エリン・ブロコビッチ』 【起】 ダニーは、窃盗の容疑で実刑を食らっていた。しかし、それでも彼に反省の様子はなく、服役中から次なる計画を練っていた。そして、仮釈放となったとき、ダニーは昔馴染みの仲間たちにコンタクトを取る。 その10人の仲間たちは個性豊かな、それぞれ特殊技術を持つ犯罪者たち。ペテン師であるフランク、爆発物のプロであるバジャー、高い身体能力を誇るイエン、車両に関する知識に明るいヴァージルとタークの双子の兄弟、元カジノのオーナーでありスポンサーであるルーベン、電気系統に長けた配線のプロであるリヴィングストン、元伝説的な詐欺師ソール、ディーラーをしているフランク、そして、ダニーの相棒的存在であるラスティーである。 更にダニーはもう1人の仲間にも声をかけたが、既にその人物は亡くなっており、代わりに彼の息子、まだ若く経験も浅いスリ師であるライナスに声をかけるのだった。そんな、超豪華メンバーを集めたダニーの計画は、ラスベガスにある巨大金庫に収納された金を奪うことだった。 【承】 彼らが目をつけたのは、ラスベガスにある3大カジノの金が全て集約されているという金庫。当然その金額は莫大で、ダニーたちは慎重にその計画を練っていく。そして、実はダニーには金以外にもある目的があった。 それは、現在離婚協議中の妻、テスだった。自らの窃盗の罪のせいで離婚を叩きつけられたダニーだったが、どうしてもテスのことを諦めることができなかった。しかし、テスは現在ベネディクトという男と関係を持っていた。そしてそのベネディクトこそが、ラスベガスの3大カジノ、ミラージュ、MGMグランド、ベラージオのオーナーだった。 自らの邪魔をする者は全て消す、という冷酷非道な一面を持つベネディクトを打ち負かすことで、彼からテスを取り返そうと考えたのだ。そして、いよいよ計画を実行する時がきた。彼等はまず、カジノ内の監視カメラをハッキングすると、次にダニーが動いた。ダニーは敢えて不審な動きを見せてベネディクトの部下に捕まってみせた。 【転】 そして、ダニー以外の仲間もそれぞれの形でカジノへと侵入を果たしていた。そして、イエンはその柔らかい体を活かして、何と金庫に入れる売上金の中に見事に身を隠し、金庫への潜入に成功するのだった。 その肝心の金庫に続く扉は、堅固なセキュリティによって守られていた。金庫にたどりつくためには暗証番号を要する3つの扉を開けなければいけない。そして、その暗証番号は12時間ごとに変わるのだった。当然指紋認証などその他のセキュリティも完備されており、既に金庫に入り込んでいるイエンはともかく、カジノに忍びこんでいるメンバーが金庫へとたどりつくことは不可能に近かった。 そして、一行は強硬手段に出る。カジノ内で停電を起こし、それらのセキュリティを一瞬麻痺させたのだ。その隙をついて、ダニーとライナスも金庫へとたどりつく。そして、あらかじめ金庫に忍んでいたイエンが内側から爆発を起こし、金庫の扉を吹き飛ばす。こうして、とうとうダニーたちも金庫への潜入を果たすのだった。 【結】 イエンはダニーらが突入してくる前に、既に持参していたカバンに大金を積み終えていた。あとは逃げるだけ、しかし、そんな時ベネディクトが事態に気づく。ベネディクトはすぐにセキュリティに連絡、SWATが金庫へと駆けつけてきた。 SWATは躊躇うことなく金庫内に突入するが、そこにいるはずのダニーたちの姿はなかった。逃げ道は封鎖され、ダニー達には逃げ場はないはずだった。では、どうやってダニーたちは姿を消したのか。実は、突入してきたSWATもダニー達の仲間だったのだ。そうしてダニーらは自分達もSWATに身を扮し、その場を立ち去ったのである。 こうしてダニー達は見事に1億5000万ドルもの大金を手に入れた。そして、ダニーはもう一つの目的であったテスも取り戻すことに成功する。寄りを戻したダニーは満足げに微笑んでいた。しかし、ベネディクトはこのまま引き下がるわけにはいかなかった。彼は執拗にダニーを尾行すると、反撃のチャンスをつけねらっているのだった。 The End _MIHOシネマ みんなの評価 3.68/5.0 最高 (^0^) 個性のある11人、ちょうどいい感じの悪役・組織。 計画がいろいろありながらもハマる爽快感がたまりません。 最低 ( ` 3´) 豪華俳優がカッコよく不可能な金庫破りをするという「雰囲気」だけで中身はスカスカの駄作である。
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