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投稿者:アンカー
1975年(昭和50年)2月18日渡辺プロ事務所にてマスコミ関係者を集め芸能生活の引退を表明。 突然のことで驚いたけれど、実は2、3年前から決めていたとのことでさらに衝撃でした。 当時の記事には“最近はヒット曲もなく低迷していた” でも引退後にはあらためて評価された感があり繰り返し作られたピーナッツさんの回顧的番組などでは“人気絶頂の時に突然の引退”とか・・・ レコード(CD)もテレビ番組も送り手側によってどうとでも好き勝手に作られ、 実際を知らない世代の人達には事実と違う事を真実と受け取られてしまいがちなのは気になるところです。 私がいくつかのCDやテレビ番組の制作のお手伝いをさせていただいた時は大きなことを言うのはやめて事実を正確に伝えて欲しいとお願いしました。 実際に関わった方たちのお話しや当時の資料が一番真実味があると思います、と。 今はネットの発達で検索すればいろんなことをすぐに知ることができるようになりました。 これはこれで素晴らしい事だと思いますが、あとから一気に知った知識と、実際に同じ年月を過ごして少しずつ得たものとは違う気がするのです。 今現在の若い方達の昭和歌謡ブームは自分には全く違う世代の人たちの話としてついていけない部分があります。 昔は良かったなどと言う気はさらさらありませんが、自分が過ごしてきた時代とその時に聞いていた音楽が やっぱり根底にあるので同じ感覚を持った人と話が出来たらいいなと思います。
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