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投稿者:清盛
こんにちは 中国の怪異譚(かいいたん)「聊斎志異(りょうさいしい)」の中に不思議な前兆の話がある。ある年、春から夏にかけてひどい日照りが続いていた。日暮れ時、ある老人が山の頂で二頭の牛が争っているのを見て、雨の気配などまったくないのに、「今に大水がくる」と言って、引っ越していった。 村の人はそれを笑っていたが、やがて本当に大雨が降りはじめ、村は水の中に沈んだという▼老人にしか分からなかったとはいえ、まだ、前兆が あっただけ救われよう。十一日、大分県中津市耶馬渓(やばけい)町金吉で裏山が幅二百メートル、高さ約百メートルにわたって突然、崩落した。 住宅四棟が土砂に巻き込まれ、死者や行方不明者が出ている▼土砂災害の起きた午前三時五十分ごろという時間を見て、住民の恐怖を想像する。 土砂崩れと聞けば、真っ先に雨による影響を考えてしまうが、現場付近は四月に入ってほとんど降雨がなかったそうだ ▼急傾斜で、土砂災害特別警戒区域に指定されている場所とはいえ、雨が遠のいていれば、あの老人のような「予知」は難しいだろう 今日のタイトル 夜景