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投稿者:カルヴィン・ジャクソン・パジェット
[YouTube:u1rhP_vW_3g:R] 荒野の1ドル銀貨(原題: UN DOLLARO BUCATO 伊・仏合作) 1965年 全世界年間興行収入ランキング35 ランク外 南北戦争が終わり、捕虜となっていたゲイリーとその弟は、銃身を短く切られた拳銃を返却され帰途についた。そして、一足先に出た弟を追ってコロラドにきたとき、ゲイリーは町の顔役から仕事を依頼される。ところが、顔役に対抗する農民グループに味方していた弟は、兄とは知らずにゲイリーを撃ってしまう…… 監督 カルヴィン・ジャクソン・パジェット 代表作 『さいはての用心棒』『砂漠の戦場エル・アラメン』『悪魔の微笑み』 脚本 カルヴィン・ジャクソン・パジェット、ジョージ・フィンリー 音楽 ジャンニ・フェッリオ 代表作 『歌え!太陽』『さいはての用心棒』『ビッグ・ガン』 主演 ジュリアーノ・ジェンマ(ゲイリー) 代表作 『ベン・ハー』『山猫』『南から来た用心棒』 *“モンゴメリー・ウッド”名義でクレジット 上映時間 95分 登場人物 ゲイリー・オハラ: 南北戦争の元南軍の兵士。 ジュディ・オハラ: ゲイリーの妻。(イヴリン・スチュワート) 代表作 『続・さすらいの一匹狼』 フィル・オハラ: ゲイリーの実弟。(ニコラス・セントジョン) マッコリー: 町の実力者。(ピーター・クロス) 代表作 『続・さすらいの一匹狼』『続二等兵物語 南方孤島の巻』 アンダーソン: 町の保安官 (フランク・ファレル) ドナルドソン: 牧場主。(ジョン・マクダグラス) 代表作 『真昼の用心棒』 【起】 舞台は南北戦争終結後のアメリカ。南軍兵ゲイリー・オハラと弟のフィルは、北軍から解放される際健闘を称えて銃身を短く切られた拳銃を渡されました。銃身が極端に短いため、銃の名手であるオハラ兄弟でも扱えない代物です。 西部の町イエローストーンに向かうことにしたフィルは、貯金箱の鍵をゲイリーに贈りました。ゲイリーは妻ジュディが待つ南部の自宅へ帰還しますが、展望を開くため西部への移住を決断します。屋敷の売却をジュディに任せ、一足先に出発したゲイリー。その胸ポケットには、フィルの貯金の中から1枚だけ取った1ドル銀貨がお守り代わりに入れられていました。 【承】 到着したイエローストーンで仕事を探すゲイリーは、町の顔役マッコリーに腕を買われて雇われます。初仕事はマッコリーと敵対している無法者のボス、ブラックアイを保安官に引き渡すことでした。酒場でブラックアイの背後に立ったゲイリーは、その正体がフィルだと気付きます。ところが後ろを向いていたフィルは気付かず、振り向きざまにゲイリーを銃撃してしまいました。ゲイリーに気付いたフィルは慌てて駆け寄ろうとしますがマッコリー達に射殺されてしまいます。兄弟の遺体は偶然通りかかった幌馬車に放り込まれました。馬車の老夫婦は町の外で2人を埋葬してやることにしますが、ゲイリーは奇跡的に生きていました。弾が胸ポケットの1ドル銀貨に当たったことで、命拾いしたのです。夫婦はゲイリーを一旦保護することにしました。 数ヵ月後。マッコリーは牧場主ドナルドソンと揉め事を起こしていました。ドナルドソンの友人が町で銀行を始めると知ったマッコリーは、ドナルドソンを殺害するよう手下のブラッドに命令します。町の利権を貪りたいマッコリーにとって、ドナルドソンの存在はどうしても邪魔だったのです。 偶然その計画を聞いたゲイリーは、ドナルドソンを殺害しようとしているマッコリーの手下を射殺。ドナルドソンはフィルとも面識があり、彼がこの町で農民の強い味方として生きていたことを教えてくれました。悪事の全てはマッコリーの企みだと悟ったゲイリーは、フィルが住んでいた廃屋へ向かいます。どうやらフィルはマッコリーの悪事の証拠を掴んでいたようなのです。しかし廃屋は現在ブラッド達のアジトになっていました。 ゲイリーは彼らの仲間になり、隙を見て証拠を探します。そこにマッコリーが現れ、銀行を始めるための金塊が明日届く予定なので、ドナルドソン達から奪えと命令していきました。ゲイリーはこの危機をドナルドソンに知らせるため、マッコリーの手下になっていた元南軍の戦友に伝言を頼みます。しかしブラッド達に露見してしまい、戦友は射殺され、ゲイリーも酷く殴られ縛られてしまいました。マッコリーの企みを知ったドナルドソンとアンダーソン保安官は、ルートを変えて金塊を運ぶことにします。しかし途中で突然アンダーソンがドナルドソンを射殺しました。アンダーソンは密かにマッコリーと手を組んでいたのです。結局金塊はブラッド達の手に渡ってしまいました。 【転】 同じ頃、イエローストーンにジュディが到着しました。美しい彼女に目をつけたマッコリーは、手下を使って彼女を廃屋に監禁します。見張りを1人残して金塊を奪いに向かうブラッド達。見張りの男に襲われそうになるジュディを助けたのは、無理やり拘束を解いたゲイリーでした。再会を喜ぶ2人ですが、ゲイリーはフィルが残した証拠品を探すため廃屋に残ることにします。そしてアンダーソンを連れて来るようジュディに頼み、馬車で送り出しました。戻って来たブラッド達を全滅させたゲイリーは、ようやくマッコリーとアンダーソンの手配書を発見します。ジュディを案じたゲイリーは、別々にやって来たマッコリー達とアンダーソン達を上手く同士討ちさせ、アンダーソン達を全滅させました。ゲイリーは馬を飛ばして町へ向かい、ジュディがマッコリーの家に囚われていることを聞き出します。 【結】 マッコリーの家に向かったゲイリーは彼の手下を射殺しますが、ジュディが人質にとられてしまいました。マッコリーは拳銃を渡せと迫ります。仕方なく銃を放り投げるゲイリー。マッコリーはその銃で何度も発砲しますが、全く当たりません。それはゲイリーが北軍から解放される際渡された、銃身を短く切られた銃だったのです。そこへ今までマッコリーに苦しめられてきた町の人々が銃を手に現れました。逃げようとするマッコリーに、何度も何度も発砲します。銃声が響く中ゲイリーはジュディと共にその場を離れます。 The End_映画ウォッチ みんなの評価 3.61/5.0 最高 (^0^) マカロニウエスタン独特の残酷描写やド派手な銃撃戦も少ないのに何回も観てしまう。 その魅力は? 物語がしっかりしている、哀愁を帯びた音楽、小道具が上手く使われている、ことでしょう。 最低 ( ` 3´) 今になっては、何故ジュリアーノ・ジェンマが好きだったのか謎だ。
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