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投稿者:次郎長
元記事(2021/10/27(水)16:02配信):https://news.yahoo.co.jp/articles/f606e9b0a84a5c9e558e4da887c8f7fd6140e7dd マダニに刺されたか…静岡県内で2人が日本紅斑熱に感染 県内で今年8人目  静岡県は新たに2人がマダニが媒介する日本紅斑熱に感染した、と発表しました。いずれも10月に熱海保健所管内の医療機関を受診した男性で、今年7人目と8人目の感染になります。  7例目)県外在住の40代男性は10月12日に発熱、14日に発疹の症状が出たため、20日に熱海保健所管内の医療機関を受診したところ、日本紅斑熱と確認されました。男性にマダニにかまれた自覚はなく、マダニの刺し口はなかったものの発症前に公園の林を散策していることから、日本紅斑熱の病原体を保有するマダニにかまれたことにより発症したものとみられています。  8例目)伊東市の70代男性は10月14日に全身の関節痛、16日には発熱の症状がみられ、18日に熱海保健所管内の医療機関を受診しました。その後、25日に日本紅斑熱と確認されました。男性にはひざ下など2カ所にマダニの刺し口が確認され、日本紅斑熱の病原体を保有するマダニにかまれたことにより発症したものとみられています。男性は日ごろ、畑仕事をしていた、ということです。  静岡県は野山や畑などに入るときには、長そで、長ズボンでダニ対策をするよう呼び掛けています。 **************************************************************************************************** ※マダニが活発になるのは気温13℃以上といわれていますが、冬でも身近な草むらにいます。公園などを散歩している間に愛犬の毛にくっついて、そのまま帰宅すると暖かい屋内で活動を始めます。ノミも同じで通年、生息できるので、冬だからといって油断しないほうがいいです。 マダニに刺されると、犬や猫は、人間にも感染する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)などの他に、バベシア症やヘモバルトネラ症といった貧血症にかかることがあります。ノミも、皮膚炎を起こしたり感染症を媒介したりします。これらの動物を介して人間に感染することもあるわけです。 バベシア症  犬に感染するバベシア種は、人間に感染性を示しません。 ただし、他の動物に感染するバベシア種が人間に感染した例があり、その場合は発熱や頭痛、筋肉痛、貧血が認められます。 バベシア症は輸血を介して感染する危険性もあるため、日本赤十字社ではバベシア症の既往歴がある方の献血を禁止にしています。 猫のヘモプラズマ感染症  以前はヘモバルトネラ症と呼ばれていましたが、詳しく調べると、マイコプラズマ(細菌)の一種であることが明らかになりました。 そして、赤血球に寄生するマイコプラズマをヘモプラズマと呼ぶようになっています。 更にその後、猫に感染するマイコプラズマにはいくつかの株があることが明らかとなり、M. haemofelis, ‘Candidatus(C.) M. haemominutum’および‘C. M. turicensis’に分類されました。        
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