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投稿者:山本恵昭
春うらら、その弐 山から下りて、飛騨から高山に向かわずに、富山へ。 どこもサクラが満開。白い山々をバックに、美しい。川の土手で山菜採りをしているお婆さんに、アズキナを教えてもらう。富山の人は食べないけど、飛騨の人には人気の山菜とのこと。ちょっと青臭いらしい。 本来の狙いは、富山湾のホタルイカ。夜、産卵のため、浅場に来たホタルイカが海岸に身投げするとのこと。 いつどこに来るかはわからないので、とりあえず四方漁港へ。 スーパーで、ホタルイカと紅ズワイガニなどの惣菜を買って、山での粗食に耐えた胃を満たす。 明るいうちに、周辺の海岸を下見。散歩している地元の方に様子を伺い、ポイントを確認。 夕方に仮眠して目覚めると、21時。すでに、何台かの車が増えている。 網を持って、波止をうろうろ、砂浜をうろうろ。全く気配なし。 波止の先端にテントを張り強力ライトで海面を照らしている人がいた。お話を伺うと、毎年来ているとのこと。突然、海面がホタルイカで真っ赤になり、何㎏も掬ったことが有るかと思えば、一晩中粘っても1匹も獲れないこともあるそう。 何人もの人が、灯りを手に現れては帰っていく。 夜の寒さに耐えられなくなっては、車に戻って仮眠を繰り返す。 結局、3時まで粘って、ゼロ匹。諦めて、4時までの高速道路深夜割引に間に合うように車を走らせ帰って来た。 ホタルイカ食べ放題作戦は、天が味方せず、失敗。残念!出直すには遠すぎる。でも、面白かった。次は来年か。
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