投稿者:ポール・W・S・アンダーソン
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バイオハザード(原題: Resident Evil 米・英・独合作) 2002年 全世界年間興行収入ランキング50位
近未来。巨大企業アンブレラ・コーポレーションでは“ハイブ”と呼ばれる地下の巨大研究施設で秘密裏にバイオ兵器の研究を進めていた。しかし、研究中のウィルスが何者かによって施設内に散布されてしまう。ハイブを管理しているコンピュータは施設外への伝染を防ぐためハイブを完全閉鎖し外部との接触を遮断してしまう。内部調査のためハイブに送り込まれた特殊部隊は、ハイブの出入り口付近で倒れていたアリスを発見するが、彼女は記憶を失っていた。アリスを知る一同は彼女を帯同しハイブへ侵入するのだったが、そこには予想を超える光景が広がっていた……
監督 ポール・W・S・アンダーソン 代表作 『モータル・コンバット』『イベント・ホライゾン』『デス・レース シリーズ』
脚本 ポール・W・S・アンダーソン
音楽 マリリン・マンソン、マルコ・ベルトラミ
主演 ミラ・ジョヴォヴィッチ(アリス) 代表作 『ブルーラグーン』『フィフス・エレメント』『ジャンヌ・ダルク(1999)』
上映時間 100分
登場人物
アリス・アバーナシー: アンブレラ社の特殊工作員。
マット・アディソン: 環境保護活動家。(エリック・メビウス) 代表作 『キャメロット・ガーデンの少女』
リサ・アディソン: マットの妹で、アンブレラ社の社員。(ハイケ・マカチュ) 代表作 『ラブ・アクチュアリー』『ザ・ドア 交差する世界』
スペンサー・パークス: アンブレラ社の特殊工作員。通称 "スペンス"。(ジェームズ・ピュアフォイ) 代表作 『ジョン・カーター』
レイン・オカンポ: アンブレラ社の特殊工作員。(ミシェル・ロドリゲス) 代表作 『ガールファイト』『ワイルド・スピード シリーズ』
J.D.サリナス: アンブレラ社の特殊工作員。(パスクエール・アリアルディ)
【起】
アンブレラ社はコンピューターテクノロジーや医薬の分野で大きなシェアを占める大企業だ。しかしそれは表の顔。裏では軍事・遺伝子・細菌兵器の研究を行っていた。
アンブレラ社がラクーンシティの地下に所有する極秘研究施設“ハイブ”。その実験室でウィルスの入った試験官が落下、ウィルス汚染(バイオハザード)が感知される。管理コンピューター「レッドクイーン」はただちに施設全体を封鎖、研究員たちは全員死亡する。
アリスは屋敷のシャワー室で目が覚める。どうやら気を失っていたようだが、自分が何者かさえ思い出せない。邸内をさまようアリスは1人の男に取り押さえられる。そこへ武装した集団が乗り込んできた。この屋敷は“ハイブ”の入り口で、アンブレラ社の警備を担当する特殊部隊である彼らは、封鎖された“ハイブ”の調査のためやってきたのだ。アリスはこの入り口を守るアンブレラ社の特殊隊員だった。施設の防衛機能により、神経ガスを浴び記憶喪失になっていたのだ。アリスを取り押さえていた男マットも、警察官だと主張して、手錠をかけられたまま連れて行かれることになった。
【承】
一行は“ハイブ”へ向かう貨車に乗り込む。開かないドアがあり、アリスと同じく記憶を失った特集隊員、スペンスが倒れ込んできた。彼の姿を見てアリスは自分たちが結婚関係にあったことを思い出す。偽装結婚だったが2人は愛し合っていた。
“ハイブ”へ潜入した一行は、研究員たちが封鎖された研究室で溺死しているのを見つける。研究員たちを殺したレッドクイーンをシャットダウンするため、一行は制御室へ向かう。しかし彼らが去った後、死体の目が見開いた。
隊長を含む4名が制御室へ向かう通路に入る。しかし防御システムが作動し、レーザーが襲ってきた。カプランが必死で解除コードをハッキングするが、間に合わず4人は死んでしまった。制御室にたどり着いたカプランとアリスの前に、レッドクイーンのホログラムが現れる。レッドクイーンは「私を止めると大変なことが起こる」と警告するが、カプランはレッドクイーンをシャットダウンする。
“ハイブ”内を調べていたレインとJDは生存者に遭遇する。しかし彼女は突然レインに襲いかかり、手にかみついた。レインは彼女を撃つが、銃がきかない。アリスたちが合流したところで、ゾンビ化した研究員達が襲ってきた。部屋のロックを開けるが、そこにもゾンビが大勢おり、JDが群れに取り込まれ食い殺されてしまう。一同は命からがらその場を逃げ出した。
【転】
手錠を外したマットはひそかに資料を探していた。マットはアリスに、自分がアンブレラ社の悪事を暴くために活動していること、妹のリサが内部に入り、協力者を得てT‐ウィルスを持ち出せそうだと連絡してきたことを告白する。しかしリサもゾンビとなってしまっていた。アリスはリサとT‐ウィルスを持ち出す相談をしていたことを思い出し、裏切り者は自分ではと悩む。
あと1時間で“ハイブ”は完全に封鎖されてしまう。アリスは脱出路を聞くためレッドクイーンを再起動する。レッドクイーンはT‐ウィルスが死者をゾンビ化するウィルスで、かみ傷やひっかき傷から感染すると明かす。アリスたちは配管トンネルを通るがそこにもゾンビが潜んでいた。頭上のパイプに逃げるが、パイプが折れカプランが取り残されてしまう。カプランは皆を逃がし、一人活路を見いだそうと別の道を取る。
一行は研究室の前までたどり着いたが、ゾンビに噛まれ感染したレインは苦しそうだ。アリスはT ‐ウィルスに抗ウィルス薬があることを思い出す。しかしどこにも抗ウィルス薬がない。そのころスペンスも記憶を取り戻していた。スペンスこそ金儲けのためにT‐ウィルスと抗ウィルス薬を盗み、T ‐ウィルス汚染を引き起こした張本人だったのだ。全てを思い出したスペンスは銃を向け、アリスたちを研究室に閉じ込める。
【結】
スペンスはT‐ウィルスを持って貨車にたどり着く。しかしそこにはアンブレラ社の恐ろしい実験怪物が。スペンスは殺されてしまう。怪物はアリスたちのいる部屋へ向かってきていた。レッドクイーンは「助けてほしければ感染者(レイン)を殺して」と命令する。レインはアリスに斧を手渡すが、アリスはその斧でレッドクイーンのスピーカーを壊した。その時ゾンビから逃げ切ったカプランがレッドクイーンをシャットダウン、扉を開けてくれた。
一行は貨車に乗り込む。アリスはゾンビ化したスペンスにとどめを刺し、抗ウィルス薬を奪う。レインに抗ウィルス薬が打たれるが、時間がたっているので効くかどうかはわからない。そこへ怪物が襲い、カプランが犠牲となってしまう。アリスとマットは怪物と戦い、怪物の舌をパイプで床の扉に突き刺す。アリスは「床を開けて!」と指示するが、マットはゾンビとなったレインと戦っていた。マットはレインを突き飛ばして床の開閉ボタンを押す。怪物は貨車の下に引きずられ、丸焦げで息絶えた。
アリスとマットは屋敷にたどり着き、“ハイブ”は封鎖された。しかしマットは怪物に引っ掻かれ、感染していた。そこへ防護服の集団がなだれ込む。彼らはマットとアリスを連れ去り、感染したマットを新たな実験に使おうとしていた。
目覚めたアリスは部屋に閉じ込められていた。鍵を破って建物の外に出たアリスは、ラクーンシティの荒れ果てた姿を目にする。感染は外にも広がってしまったのだ。
The End_MIHOシネマ
みんなの評価 3.7/5.0
最高 (^0^)
閉塞感が恐怖を高めており、その緊迫感がたまりません。
最低 ( ` 3´)
単なるゾンビ映画と大して変わり映えしないし
何が面白くてシリーズ化されてるのか不明